青春18きっぷの旅(鉄道チャンネル版 豚鉄編③)
7月28日 青春18きっぷ 3日目。昨夜は2時(26時)頃までバタバタしていて眠るのが遅くなり、流石に5時起きで近江鉄道に乗るのは諦めて、6時に起きて出立の準備をして駅に向かう。
朝の米原駅。
春18きっぷ3日目に検印をもらって6:50発の新快速姫路行に乗る。
昨日のこともあるので昨夜のうちにコンビニのオニギリを買っておいた。コレが朝食。車内は空いていたが睡眠不足でウトウトしていたら凄い混雑になっていた。滋賀から京都や大阪方面への通勤電車なのだ。神戸までこの状態だったが明石を過ぎる頃には空席が目立つ様になった。
09:34 姫路に到着。さほど空腹ではなかったが、時間があると必ず食べる「まねきの黄色い駅ソバ」を食べる。夏メニューの冷やし梅そば400円。
食後の一服で駅外に出る。喫煙所があるのだ。
姫路城が見える。時が流れる。まるでランボー。(笑)
ここからは智頭急行とJR西日本が運行する「スーパーはくと3号」で郡家に行く。因美線、姫新線は何度も行ったり来たりしているが、智頭急行線(上郡~智頭間)は未乗だった。
もちろんHOT7000系に乗るのも初めてである。姫路のホームには人が多くてHOT7000系の写真が上手く撮れなかった。
しかし、初めて乗った「スーパーはくと」は速い。最高時速が130kmで運転されるというが、むしろ加減速が非常にせわしない。あたかもサーキットを走るレーシングカーの様だ。フル加速・エンジンブレーキを繰り返していた。
自由席は1号車、前面展望の良い車両だ。
大原に智頭急行の車両基地がある。
郡家で下車。外はクラクラする程暑い。何でも気温が36℃以上ある。漸くHOT7000系を撮影。
先頭車と後尾車で形が違う。
駅舎が異様に立派、と思ったらコミュニティ施設と共同使用なのだ。
観光案内所で若桜鉄道の1日乗車券を購入。760円。この案内所は荷物も預かってくれるので助かった。
若桜鉄道の若桜行が来た。
12:37発の若桜出発。
1つ目の八頭高校前前駅。1996年に作られた新しい駅。
すぐに第一八東川橋梁で八東川を渡る。全長139m。昭和4年に造られた87年モノだ。全体が湾曲している。
こちらは帰路に撮影したもの。こちらの方が全体のイメージが掴み易い。
因幡船岡駅。ここの駅舎とプラットホームも昭和4年(1929年)製なのだ。
隼駅には北陸鉄道から譲受の電気機関車ED301とJR四国からのオロ12 6が置かれている。
隼の駅舎も昭和4年製。2008年に国の登録有形文化財に指定された。二週間後の8月8日には「隼駅まつり」が予定されていて昨年は1200台のバイクが集まったらしい。鉄道チャンネルニュース546でも取り上げていたね。
安部駅もオリジナルの昭和5年製。登録有形文化財。
八東駅も昭和5年開業。駅舎とプラットホームが登録有形文化財。
徳丸。駅舎はない。2002年新設された駅だ。
丹比駅。庇を支えるのは20世紀初頭に輸入されたレール。駅舎とプラットホームが登録有形文化財。
昭和30年製の落石覆。写真は帰路に撮ったもの。
350m離れた場所に雪の多い地域ならではの雪覆がある。昭和23年製。この写真も帰路(郡家方面に向かう)に撮影。
終点の若桜駅に近づく。たくさん車両が駐まっている。
13:08着。
10分後に折り返すので慌ただしい。のんびりしたいが、次の郡家行は2時間後なのだ。
駅舎正面。
構内にSL(C12 167)も留置されていた。
帰路は「さくら1号」、登録有形文化財の駅舎とホーム。
13:18発で郡家に戻る。14:08の「スーパーいなば6号」で岡山を目指す。車中は半分うつらうつら。岡山に15:45着。
15:57の「サンライナー」に乗り換えて倉敷着16:10。
荷物がヘヴィなので一旦ホテルにチェックイン。充電などパッチングして水島臨海鉄道の駅に向かう。JR倉敷駅からは少し歩く。
水島臨海鉄道MRT300形2両編成。17:00発だ。
水島に着いたら、この駅止まりと分かった。次の列車は20分後であるし、次の上りが「キハ37 101ー102」なので三菱自工前に行くのは別の機会にする。
三菱自工からキハ37が到着。
けっこう混んでいる。
運転士は若い女性。
行きに気付いたのだが西富井駅から引込み線の痕跡があった。調べたらかつては専売公社倉敷工場への引込み線があったらしい。既にレールは撤去されている。
18時倉敷市に到着。キハ37をじっくり眺めてからホテルに帰った。
明日は、井原鉄道、JR宮島フェリー(青春18きっぷで乗船できる!)、錦川清流鉄道などに乗る。