【50代から始めた鉄道趣味】その10
※2014年3月音威子府駅
承前。音威子府駅も近くなってきました。もちろん起床から水分以外は摂取しておりませぬ。腹ペコ、ペコちゃんです。
ひとつ手前の咲来(さっくる)駅。駅名が綺麗で好きなんです。咲来は駅の所在地名。かつては咲来峠から切り出される木材で栄えた駅、2面2線あったといいます。
※2015年3月20日撮影
北海道の人口減少のスピードが全国平均と比べても極端に早いのですが、札幌周辺のごく一部の地域を除いて、どこへ行っても衰退した産業、人がいなくなったという話ばかりで気鬱です。
ようやく音威子府が見えてきました。名寄から62分、8:52です。
※2015年3月20日撮影
稚内行は9:20発なので28分停車。音威子府そば常磐軒の開店前に出発なのです。
※2015年3月20日撮影
前夜音威子府に泊まった翌日の2014年3月19日、6:10発の稚内行です。当時は音威子府始発があったのですね。
※2014年3月19日撮影
2番線が名寄から乗って来た稚内行。左の単式ホームに9:58発名寄行。3番線に待っている人がいるのは名寄、旭川方面に行く列車が稚内から来るのでせう。当時の時刻表で確認したいのですが2015年3月から3回ほど転居したので荷物のどこかに埋まっていて時刻表が出てきません。(泣)
※2015年3月20日撮影
駅名標。特急「宗谷」「サロベツ」も停車します。
※2015年3月20日撮影
駅舎正面。バスの待合所を兼ねた「交通ターミナル」になっています。
※2015年3月20日撮影
駅舎内には天北線資料館があります。天北線は音威子府〜浜頓別〜南稚内148.9kmを結んでいました。1922年に開通し宗谷本線の当初ルートでしたが、1926年に幌延を通るより距離の短い天塩線が開通して宗谷本線がそちらの現ルートに切り替えられました。1980年の国鉄再建法で第2次特定地方交通線に指定され、1989年に全線が廃止されました。
※2015年3月20日撮影
常磐軒はまだ開いていません。というか臨時定休があるので、まさかとは思いますが若干ドキドキします。
※2015年3月20日撮影
9:20発の稚内行が出て行きました。あと10分!
※2015年3月20日撮影
どうやら店内で物音がします。準備が始まっている様です。あーオナカが減った!
【50代から始めた鉄道趣味】その11 に続きます。
(写真・記事/住田至朗)