この日は奇妙な天気で【非電化路線に乗ろう03】男鹿線 その2

2019.11.29

トップ画像は男鹿駅ホームのキハ40系、長年見慣れた男鹿線色も見納めになってしまいます。

追分駅から男鹿線で最長の駅間5.1kmで出戸浜駅。この日の朝に乗った大湊線と異なり男鹿線沿線は人口希薄地帯ではありません。駅の周囲500m以内の住民が1000人以下の駅は9駅中3駅です。駅予告票と駅接近の表示がセットです。

現在は単式ホームですが、かつての相対式上りホームが残っています。

駅名標。1950年(昭和25年)旧国鉄の出戸仮乗降場として開設されました。1951年(昭和26年)駅に昇格して出戸浜駅として正式に開業。1970年(昭和45年)無人化されました。いつ頃まで列車交換可能な駅だったのかは未詳です。駅所在地は潟上市天王、駅の西側の海岸に出戸浜海水浴場があります。北側が下出戸、南が上出戸という地名なので1950年(昭和25年)頃には出戸という地名があったのかもしれません。

復路で撮った写真。小さな駅舎(待合室)があります。2006年(平成18年)に新しく建てられたものです。それ以前は貨車の駅舎でした。それ以前、有人時代にはマトモな駅舎があったのでしょう。

男鹿線沿線には、古くから人が住んできた土地、人家が少なからずあります。しかし、鉄道防風林があって木々の間を進むのです。つまり、前面展望があたかも森の中を進む様なのです。

線路が真っ直ぐなので遠くが見えます。駅です。

出戸浜駅から3.2kmで上二田駅。

シンプルに単式ホーム。中央のホームが高くなっている部分が乗降用?

この日は奇妙な天気で、雲の間から陽光が射したりします。駅名標。1956年(昭和31年)国鉄の駅として開業しました。

ホーム。パラパラとお客さんが降りました。小さな駅舎・待合室がチャーミング。ホームの下には屋根付きの駐輪場があります。人家も見えますが耕作地が広がっています。長閑な雰囲気。

男鹿線は男鹿半島の南側を走っています。八郎潟の南側です。小学生の頃、社会の教科書に八郎潟干拓のことが肯定的に載っていました。でも、干拓事業が完成した1977年には日本政府は既に米の減反政策を開始していて豊かな汽水湖の水生生物や湿原の喪失を惜しむ声があげられていました。有明海の干拓事業もそうですが「いったん失われてしまった自然は元に戻せない」という教訓は残念ながら活かされないんですね。

では、【非電化路線に乗ろう03】男鹿線 その3 に続きます。。

(写真・記事/住田至朗)


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