パンタグラフを上げて普通の電車と同じ【非電化路線に乗ろう04】烏山線 その1

2019.12.10

※【非電化路線に乗ろう】の写真は、筆者がプライベートで旅した際にポケットのコンパクトデジカメ(SONY DSC-WX800)で撮ったものです。鉄道会社さんから許可をいただいたワケではないので、乗車券などがあれば誰でも入れる場所から手持ちで撮影したスナップ写真です。特に記載の無い写真は2019年4月8日(月)の撮影です。

非電化路線、JR東日本烏山線に乗ります。2013年(平成25年)の正月にプラッと乗りに来たことがあります。正月は朝から屠蘇を飲んで音楽を聴くくらいしかヤルことがなくて、青春18きっぷの残りがあったので、ふと思い立って烏山線に来たのです。その時の烏山線は全てキハ40系の運行でした。

※2013年1月撮影

烏山線は東北本線の宝積寺駅から烏山駅までの20.4kmに”8駅。全線単線非電化です。ただし宝積寺駅は東北本線所属。

歴史は古く、1911年(明治44年)に「烏山宝積寺間軽便鉄道敷設請願書」が鉄道院総裁の後藤新平に提出されています。1923年(大正12年)に国鉄烏山線として開業。開通式当日の烏山駅を利用した人は3000人近くにのぼったそうです。

烏山駅前に掲出されていました。

※2013年1月撮影

2014年(平成26年)に建て替えられて存在しない旧駅舎が那須烏山市の近代化遺産と記されています。大正12年(1923年)烏山線開通時に建造されました。作られた当時は「ドーマー窓」がありました。開通後鉄道は、舟に代わる新しい輸送手段として周辺の産物の集散機能を担ったのでした。産物とは葉煙草と製紙だったそうです。烏山和紙ですね。

これは2013年の正月に訪れた烏山駅旧駅舎。瓦屋根の落ち着いた木造駅舎でした。

※2013年1月撮影

現在も置かれている腕木式信号機が写っています。この信号機が昭和52年(1977年)まで現役で使われていたことに驚きます。スターウォーズが公開された年に、腕木信号機ですよ!

※2013年1月撮影

これは駅前にあった看板。烏山線は、宝積寺駅、大金駅と縁起の良い駅名があるので2009年(平成21年)から七福神をキャラクターにして各駅に割り当てています。宝積寺駅は東北本線なので除外されて7駅に七福神。烏山駅は毘沙門天。

※2013年1月撮影

烏山線では、2014年(平成26年)3月からEV-E301系「ACCUM」の運行が始まりました。2017年(平成29年)3月からは運行される全ての車両がEV-E301系「ACCUM」に統一されました。EV-E301系「ACCUM」は2015年(平成27年)鉄道友の会ローレル賞を受賞しています。

前回の男鹿線EV-E801系「ACCUM」は交流20,000V専用でパンタグラフは1基。烏山線のEV-E301系「ACCUM」は直流1,500V用で、烏山駅側の車両(EV-E301)にパンタグラフを2基搭載しています。烏山駅での急速充電時に使用されるパンタグラフも2基。

烏山線のほとんどの列車が宇都宮駅から宝積寺駅を経て烏山駅まで運転されます。宇都宮駅でEV-E301系「ACCUM」の運転室。添乗しているJRの方がいました。

205系600番台宇都宮線用が来ました。三浦半島に住んでいるので、この電車の顔を初めて見ました。

信号が青に変わって進行します。宇都宮駅、8:08発。

宝積寺までは東北本線をパンタグラフを上げて普通の電車と同じ様に走行します。

東北本線を走行。まったくふつ〜の最新型の電車そのものです。これは男鹿線の場合と同じ。

では、【非電化路線に乗ろう04】烏山線 その2 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)


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