銚子駅2012年
※写真は筆者が2012年に撮影したもの

JR東日本は総武線銚子駅、駅舎建替えを発表した。工事は2016年10月に着工され、2017年冬に竣工が予定されている。

古い駅舎は太平洋戦争時に空襲で焼失。戦後、旧海軍香取航空基地飛行機格納庫を転用して建てられた。天井が高いのはそのためだと言われている。筆者はこの駅舎が昭和レトロ風で好きだ。

しかし流石に老朽化も進んだので新たに建て直されることになった。

新しい駅舎のテーマは「にぎわい」。駅前大通りから目立つ「大ゲート」がイメージされているとのこと。外観は灯台を想起させる爽やかな白。

新銚子駅舎イメージ
※写真はJR東日本ホームページより

逆に内装は歴史と伝統を感じさせる醤油蔵のイメージ。内装の一部には地元産の山武杉が用いられる。

新銚子駅舎イメージ
※写真はJR東日本ホームページより

最新式の使い易い、バリアフリーの駅舎になるのが楽しみだ。

しかし、工事が始まる前に古い銚子駅舎を見に行って来ようと思う。新しい駅舎になれば、その佇まいは私たちの記憶の中にしか残らないのだから。

銚子駅2012年
※写真は筆者が2012年に撮影したもの