横浜市交通局3000V形
※写真は横浜市交通局ホームページより

新車両導入は約10年ぶりとのこと。1編成6両が2017年春にデビューする。

■外装を一新 ※トップ写真参照

・ヘッドライトの形状を変更 精悍な顔つきに仕上げたという。

・ラインカラーのブルーを基調に、ヨコハマの海を連想させるデザインとして、ドア横にはヨットの帆をモチーフにしたグラデーション、上空にはカモメがあしらわれる。

■内装を一新。

ブルーを基調に清涼感のある色調。車両端の妻引戸にはヨコハマの名所を描いた絵柄が配される。

横浜市交通局3000V形
※写真は横浜市交通局ホームページより

横浜市交通局3000V形
※写真は横浜市交通局ホームページより

■取組内容

1 省エネ性向上

 ・高効率モーターの採用
 ・高効率素子採用のインバーターで小型、高効率化
 ・ヘッドライト・室内灯などのLED化

2 バリアフリー性向上

 ・車いす、ベビーカーエリアの充実(暖房器、腰当クッション、車いす固定ベルト設置
 ・ゆずりあいエリアの荷棚を低く設置
 ・ドアレールにベビーカー等乗降に配慮した切欠

3 安全性向上

 ・火災対策強化(妻引戸を車両両妻に設置、ゴム床の採用など)
 ・ブレーキ故障時のバックアップ機能の充実
 ・PQモニタリング台車の採用による脱線係数の計測

※脱線係数:脱線に関する安全性の指標

4 運転・保守性向上

 ・運転室機器配置の最適化で操作性向上
 ・列車制御装置の機能充実で運転・保守支援
 ・長寿命機器採用

■問い合わせ 横浜市 交通局車両課長 熊谷勝博 Tel 045-326-3812