鉄道博物館101系
※写真は鉄道博物館ホームページより

首都圏の通勤電車は1950年代までチョコレート色をしていた。72系・73系と呼ばれる電車だ。

これらを一掃すべく登場したのが1957年(昭和32年)に登場した新性能電車の90系だった。

1959年(昭和34年)に車両形式称号規程改正によって直流通勤型車両の「いの一番」という意味を込めて101系と改称されたらしい。その後、1535両が生産されたという。

※この「いの一番」説は原武史さんの『鉄道ひとつばなし』(講談社現代新書/2003年)で知った。

私事で恐縮だが、筆者は昭和33年から5年間ほど中央線阿佐ヶ谷駅エリアで育った。どこへ行くにも専ら中央線に乗っていた。青梅街道を走っていた都電が丸ノ内線に替わった時も阿佐ヶ谷に住んでいた。一時期、南阿佐谷駅が終点だったことを覚えている。

その後昭和58年に東京を離れるまで殆ど中央線の沿線で過ごしたので、101系(103系は見た目は101系とほとんど区別できない)は本当に筆者にとって”電車”のイメージそのものなのである。

そのクモハ101形式の運転台(子供の頃から飽かず眺め入ったものです)が公開され、実際に運転台の機器(マスコン・ハンドルとブレーキ)を操作すると、モーターやブレーキの作動原理が分かる。

■場所 ヒストリーゾーン1階 クモハ101形式電車

■期間 2016年11月10日(木)〜2017年1月16日(月) ※休館日を除く

■時間 平日 14:00〜15:00 土休日 12:30〜13:30

※イベントなどの関係で実施時間が変更になる場合があります

■その他 先着20名 3分間の入替制

うわ! ものすごく、行きたい!