JR東日本グループは6月24日~7月31日、JR東日本物流、JRバス関東のネットワークを活用し、茨城県の名産品・特産品を東京へ運ぶ。

運ぶものは、サザコーヒー(茨城県ひたちなか市)と、木内酒造(茨城県那珂市)の商品。

これまで、サザコーヒーは本社(茨城県ひたちなか市)から KITTE丸の内店へ、木内酒造は酒出センター(茨城県那珂市)から常陸野ブルーイング・ラボ TokyoStation に、宅配便や自社便で配送していた。

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今回は、発送元からJRバス関東水戸支店(茨城県水戸市)までを自社便で持ち込み、JRバス関東水戸支店からは茨城-東京 高速バスで東京駅まで運ぶ。

また、東京駅から各店舗までは、JR東日本物流による駅構内物流、館内物流業者で商品を運ぶ。

今回の実験では、JR東日本がトータルプロデュースを担当。

JR東日本物流は、ジェイアールバス東北、東北鉄道運輸の3社で地域活性化物流有限責任事業組合(LLP)を設立。

トラックの空きスペース、長距離高速バスの営業所やトランクルームの使われていなかったスペース、JR東日本物流の持つ首都圏の商品仕分け・店舗配送ネットワークなどを、JR東日本グループの輸送・物流インフラをつなぎ、地方から首都圏を結ぶ物流の仕組みを展開。

2018年4月からは、JRバス関東、ジェイアールバステックの2社も加わったばかり。