THE ROYAL EXPRESS
※写真は伊豆急行ホームページより

2017年夏に運行が予定されている横浜〜伊豆エリアを結ぶ新しい観光列車の名称を「THE ROYAL EXPRESS」に決定し、併せて車両デザインも発表した。

エクステリアは名称「ROYAL」をイメージしたロイヤルブルーをベースにする。インテリアは客車・食堂車・多目的車など車両ごとの用途に合わせたデザインとなる。何よりも「乗車そのものに旅の楽しさを感じる」ことを目指したデザインだ。

同時に名前やハード面だけではなく、THE ROYAL EXPRESSをイメージしたテーマ曲も制作、食事中に音楽を生演奏で楽しんでもらう演出も企画されている。

■「THE ROYAL EXPRESS」概要

運行開始時期 2017年7月(予定)

運行区間 JR横浜駅〜伊豆急下田駅

編成 8両編成 約100名

■ロゴマーク

THE ROYAL EXPRESS
※写真は伊豆急行ホームページより

■車両デザイン 

エクステリア:伊豆半島は海の「碧」と高原や山々の「青」に恵まれている。列車名の「ROYAL」のイメージから高貴な「ロイヤルブルー」をベースに金色のラインがアクセントを添える。※トップ画像参照

インテリア:車両ごとに用途に合わせたデザイン、最高の素材と伝統的な職人の匠を組み合わせた空間が乗客に深い感動と寛ぎを提供する舞台となる。

THE ROYAL EXPRESS
※写真は伊豆急行ホームページより

■車両編成

THE ROYAL EXPRESS
※写真は伊豆急行ホームページより

伊豆急下田方が1号車。1、2、7、8号車が客車。3号車はマルチスペースとしてこれまでの観光列車の概念を覆す斬新な車両の設計でミニコンサートや結婚式などのイベント、会食・展示会・商談など、上手にパーテイション(可動壁)を用いることで活用可能な車両となる予定。4号車はキッチンカー(仮称)が設置される予定。

■「THE ROYAL EXPRESS」運行に併せた施策

THE ROYAL EXPRESS
※写真は伊豆急行ホームページより

・発着駅となる横浜駅にカフェラウンジの設置を計画、「THE ROYAL EXPRESS」運行日にはカフェに隣接するラウンジを専用の空間とする。特別な旅の始まりに彩りを添える。

・下田ロープウェイ寝姿山山頂店舗施設の改修を計画。快適な飲食スペースから寝姿山自然公園、下田湾の素晴らしい景色を堪能できる様に計画している。

■水戸岡鋭治氏とドーンデザイン研究所

JR九州の車両、駅舎などで多くの賞を受賞している水戸岡鋭治氏(ドーンデザイン研究所)が「THE ROYAL EXPRESS」のロゴデザイン、車両、横浜駅カフェラウンジ、下田ロープウェイ寝姿山山頂店舗施設の改修などを担当する。

■その他

・下田東急ホテルのリニューアル → リニューアルオープンは2017年3月17日