東武鉄道 2017年東武鬼怒川線で復活運転するSLの列車名称を発表
※写真は東武鉄道ホームページより
東武鉄道は2017年夏、日光・鬼怒川地区でSL(C11形207号機)によって復活運転される列車の名称を発表した。同時にヘッドマークのデザインも公表された。(トップ画像参照)
■ SL復活運転列車名 大樹(たいじゅ)
大樹は将軍の別称・尊称と言われ、日光東照宮からの連想によるものとのこと。
ヘッドマークは徳川家の家紋「三つ葉葵」をC11形の3つの動輪で表現している。大樹の文字を揮毫したのは日光出身の書家涼風花氏。
◎ 列車名称発表記念乗車券 発売
■名称 東武鉄道 SL復活運転 SL「大樹」列車名称発表記念乗車券
■発売期間 2016年12月4日(日)〜2017年1月3日(火) ※売り切れ次第終了
■発売箇所
・東武線55駅
浅草駅、とうきょうスカイツリー駅、曳舟駅、亀戸駅、北千住駅、西新井駅、 竹ノ塚駅、草加駅、新越谷駅、北越谷駅、春日部駅、北春日部駅、東武動物公園駅、久喜駅、羽生駅、 館林駅、足利市駅、太田駅、伊勢崎駅、佐野駅、新桐生駅、南栗橋駅、栗橋駅、栃木駅、新栃木駅、 新鹿沼駅、下今市駅、東武日光駅、東武宇都宮駅、鬼怒川温泉駅、大宮駅、岩槻駅、七光台駅、 野田市駅、流山おおたかの森駅、柏駅、新鎌ヶ谷駅、船橋駅、池袋駅、下板橋駅、大山駅、上板橋駅、 成増駅、和光市駅、朝霞台駅、志木駅、ふじみ野駅、川越駅、川越市駅、若葉駅、坂戸駅、東松山駅、 森林公園駅、小川町駅、武州長瀬駅
・東武グループツーリストプラザ(東京ソラマチⓇイーストヤード5階) 発売時間 10:00〜20:00
■発売枚数 10、000セット ※1人5セットまで購入可
■発売額 1セット 1、000円(税込)
■発売内容
・南栗橋〜 530円区間 小児片道乗車券
・下今市〜 470円区間 大人片道乗車券
■有効期間 2016年12月4日(日)〜2017年1月3日(火)
※有効期間中 各券1回限り有効
※途中下車不可
◎ SL復活運転計画概要
■運転開始時期 2017年夏
■運転予定区間 東武鬼怒川線 下今市〜鬼怒川温泉間 12.4km
※写真は東武鉄道ホームページより
■所要時間 片道 約35分
■運転日数 土・日・休を中心に年間最大140日程度(1日3往復程度)を予定
■車両
SL C11-207 2016年8月19日 受入済 JR北海道から借受
車掌車 ヨ8634 2016年6月11日 受入済 JR貨物から譲受
ヨ8709 2016年6月25日 受入済 JR西日本から譲受
客車 スハフ14-1 スハフ15-5 オハフ15-1 オハ14-1 オロ12-5 オロ12-10
2016年10月4日 受入済 JR西日本から譲受
DL DE10-1099 JR東日本から譲受予定
■SL用施設
・転車台 JR西日本から譲受 設置整備中
JR西日本長門市駅転車台 → 下今市駅に設置
JR西日本三次駅転車台 → 鬼怒川温泉駅に設置
・南栗橋検修庫 新設 2016年7月 SLの各種検査用検修庫を南栗橋車両管区に新設
・下今市駅を昭和レトロ風に改修 SL見学エリアを整備予定
■2017年4月頃 東武鬼怒川線で試運転開始予定