※2019年6月撮影

まずは前面展望で南下徳富駅、奥が札幌方面です。2015年3月撮影、線路に雪はありませんが、まだまだ冬景色です。下徳富駅からは2.1km。

※2015年3月撮影

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こちらは2016年9月に撮った前面展望。稲が刈り入れ前、黄金色に実っています。

※2016年9月撮影

レンタカーの移動では、国道275号線から500m程で踏切と南下徳富駅全体が見えてきました。北海道らしく道も真っ直ぐですね。駅間が短いのと道が空いています。さらにレンタカーの車載NAVIが優秀で、ものの5分ほどで到着します。これは楽ちんでした。

※2019年6月撮影

踏切から駅全体を見ています。かつては駅舎(待合室)が看板の辺りにありましたが、2012年(平成24年)に撤去されてしまいました。木の板のシンプルなホームがあるだけです。レールのバニシング・ポイントが見えそうな感じ。

※2019年6月撮影

駅の出入口に掲示板というのかな、中に駅ノートが入ってます。ベンチも無いので膝の上に拡げて書くしかないですね。淋しい時刻表、下りは9:17、上りは10:10の1本だけ。運賃表、一番遠くは石狩当別駅で930円です。

※2019年6月撮影

ホームに上がって新十津川方面を眺めて居ます。農地が広がっていて人家は少ないなぁ。新十津川駅で写真を撮っていたレンタカーの若者たちは、他の駅には興味ないのでしょうか、彼等も新十津川駅以外では一度も会いませんでした。下徳富で挨拶した方は新十津川駅に向かった様です。この後、北海道医療大学駅まで駅の撮影をしている鉄道ファンには遭遇しませんでした。

※2019年6月撮影

こちらは札幌方面。長閑というよりも荒涼と淋しい感じがします。防犯カメラ作動中というステッカーが貼られていますが、何処でモニタリングしているのかな。

※2019年6月撮影

駅名標。1956年(昭和31年)に開業しています。開業時から無人駅。下徳富の南にあるので南下徳富駅です。2011〜2015年のJR北海道乗降人員調査では、5年平均で平均1日1人以下という数字。殆ど利用者はいないというコトですね。JR北海道さんの立場にたてば虚しくなってしまいます。廃止もやむなしか・・・。

※2019年6月撮影

踏切を越えた道路から駅全体を収めました。

※2019年6月撮影

さらに道路を進んで駅全体。稲が良い感じに育っています。

唐突ですが、アンディー・ウォーホールの”エンパイア”という映画、御存知でしょうか? 単にニューヨークのエンパイア・ステートビルを24時間固定カメラで撮影した「映画」ですが、この写真を見ていると何故かウォーホールの”エンパイア”を想起しちゃいました。(流石に24時間かけて全篇みたワケではありませんよ)

何と言うのか、流れている時間が早いのか遅いのか判然としないのです。恐ろしく静かです。動いているのは風にそよぐ稲穂だけ。

※2019年6月撮影

レンタカーの車載NAVIのおかげもあってスイスイ進みます。

(写真・記事/住田至朗)