(※改良後の刈谷駅イメージ)

JR東海は7月24日、東海道本線刈谷駅の改良について発表した。

ホームの改良

刈谷駅の下り線・上り線の2つのホームの幅をそれぞれ約6.2m拡げることで、下りホームの幅を約12.6m、上りホームの幅を約13.3mにする。また、それにともない1~4番線全ての列車のドア位置に対応可能な可動柵を設置する。

ADVERTISEMENT


(※可動柵設置イメージ、金山駅の試作機)

下りホームの拡幅工事は2022年度、上りホームは2024年度にそれぞれ完了する予定だ。可動柵は2025年度に下りホーム、2026年度に上りホームにそれぞれ設置する。

コンコースの等の改良

コンコースの面積を約1.5倍に拡張、自動改札を2通路増設し11通路とする。また、エスカレーターを上下ホームに各1基増設し、各ホーム3基とする。

他にも刈谷市が運営する地域交流拠点施設などの新設、および地平駅舎の橋上移転も計画されている。これらの改良工事は2026年度までに完了する予定。

工事費は93.3億円。うちJR東海の負担額は38.4億円である。

※写真、画像は全てJR東海のプレスリリースから