各社ピンバッジのデザインに使用される車両 画像:叡山電車

「‰」(パーミル)といえば1000分の1を1とする単位。百分率(%)の分母に0をひとつ足した記号で千分率を表現しているのですね。鉄道ファンの間では勾配を示す単位として知られています。

この「‰」になぞらえた「全国登山鉄道‰(パーミル)会」は、箱根登山鉄道、富士急行、大井川鐵道、アルピコ交通(2019年3月22日加入)、叡山電鉄、南海電鉄、神戸電鉄の『観光地が沿線にあり、かつ登山鉄道としての性格を有している』という共通点を持つ7社が結成したもので、各社沿線の見所を紹介するパンフレットをつくるなどして旅客の誘致に努めています。

その「全国登山鉄道‰会」は、今年2019年9月に結成10周年を迎えます。これを記念し、企画商品第4弾として、8月10日(土)に加盟各社が自社の鉄道車両をデザインした「ピンバッジ」を一斉に販売します。叡山電鉄と南海電鉄は1,000個、その他5社は500個販売。販売額は400円(税込)、発売日は2019年8月10日(土)。

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※各社それぞれ自社分のピンバッジのみ販売。販売時間は各発売場所で異なります。

また、2019年8月10日(土)には、叡山電鉄の出町柳駅にて、ピンバッジ販売会および各社沿線の観光PRキャンペーンを実施します。開催時間は10:00~15:00、各社ピンバッジや鉄道グッズの販売の他、‰会各社沿線の観光パンフレットを配布します。

なお、世界遺産・高野山 山麓の間伐材を輪切りに加工したピンバッジ台座に「‰会ロゴマークピンバッジ(非売品)」をセットし、7社分のピンバッジを併せて2,800円で販売するセット販売は先着50名まで。またイベント来場先着500名に「‰会オリジナルクリアファイル」をプレゼント。

※ピンバッジ台座イメージ 画像:叡山電鉄

各ピンバッジデザインと発売箇所

●箱根登山鉄道

モハ2形110号デザイン。発売箇所:箱根湯本・強羅・早雲山各駅、小田原本社

●富士急行

6000系デザイン。発売箇所:富士山駅

●大井川鐡道

ED90形デザイン。発売箇所:大鐡金谷・新金谷・千頭駅の各売店、プラザ・ロコ売店(新金谷駅前)、井川線奥泉駅、井川駅

●アルピコ交通

3000形デザイン。発売箇所:新島々駅、波田駅、新村駅

●叡山電鉄

900系デザイン。発売箇所:出町柳駅、鞍馬駅

●南海電鉄

2300系デザイン。発売箇所:難波駅2階サービスセンター

●神戸電鉄

1151編成。発売箇所:有馬温泉、鈴蘭台、岡場、志染の各駅

特典として、東日本エリア(箱根登山鉄道・富士急行・大井川鐡道・アルピコ交通)と西日本エリア(叡山電鉄・南海電鉄・神戸電鉄)からそれぞれ1社分以上、合計3社分のピンバッジを購入すると、抽選で世界遺産・高野山山麓の間伐材を輪切りに加工したピンバッジ台座などのプレゼントも。

(鉄道チャンネル編集部)