写真:京都鉄道博物館

JR貨物、日本通運、京都鉄道博物館は10月16日、JR貨物のEF200形式直流電気機関車1両と日本通運のシキ800形式大物車1両を特別展示すると発表しました。

EF200形は1992(平成4)年から量産され計21両製造された直流電気機関車。6000kWもの出力を誇りますが、変電設備などの関係で全力を発揮する機会に恵まれぬまま、今年2019年3月28日(木)をもって引退しました。

一方のシキ800形は大型の貨物を鉄道輸送するために設計された貨車で、普段はなかなか見ることが出来ません。現在は日本通運が所有しており、今秋に行われる貨物輸送を最後に引退します。

写真:京都鉄道博物館

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京都鉄道博物館はこれらの車両を本館1F「車両のしくみ/車両工場」エリアにて、2019年11月16日(土)~11月24日(日)に展示予定。なお、京都鉄道博物館が鉄道事業者以外の企業が所有する鉄道車両を展示するのは今回が初めてとのことです。

鉄道チャンネル編集部