海神駅開業100周年!駅看板には地元商店街のニューフェイス「トリトン君」が登場
2019年10月25日、京成本線の海神(かいじん)駅が開業100周年を迎えました。
悪天候により予定されていたセレモニーは中止となってしまいましたが、当日は報道陣向けに100周年記念企画イベントの概要説明が行われ、駅看板も海神商店街のキャラクター「トリトン君」を配し海をイメージしたデザインのものに変更されました。
「トリトン君」はギリシア神話における海の王ポセイドンと海の女王アムピトリテの息子トリトンをモチーフとしたキャラクター。京成電鉄から海神商店街への「トリトンのイメージキャラクターを作ってはどうか」という提案を受けて誕生しました。
開業100周年記念イベント
京成電鉄と船橋市・地元自治会・地元企業は海神駅100周年を祝い、駅看板装飾のみならず様々なイベントを実施します。
まず「海神駅今昔物語」と題し、2020年1月31日(金)まで、京成電鉄と船橋市が所有する海神駅にまつわる過去の写真を20点ほど駅構内に掲出します。また、海神駅の列車接近メロディーも、手塚治虫原作のアニメ「海のトリトン」主題歌である「GOGOトリトン」に変更。
明日2019年10月26日(土)~2020年1月31日(金)までは開業を記念して重ね捺しスタンプラリーを実施。京成線各駅で配布するスタンプラリー台紙に、船橋市内の6駅(京成中山駅・東中山駅・京成西船駅・京成船橋駅・大神宮下駅・船橋競馬場駅)に設置するスタンプをすべて押印すると、海神駅駅名看板の絵柄が完成します。
完成した台紙をネクスト船橋に持っていくと店舗ごとにソフトドリンク1杯プレゼントなどの特典が得られるほか、海神商店街の対象店舗にて提示すると抽選で「ふなばしアンデルセン公園入場券」などの賞品が当たる応募はがきが手に入ります。
開業100周年記念イベントや地元とのコラボレーションを実施するにあたり、京成電鉄の深井さんは「地域の発展、活性化に寄与していければ」とコメント。海神駅駅長の川瀬さんは「100年前の駅長、または地域の方はどのようなことを思っていたのか考えている。地域が発展するには駅が生まれ、駅から地域、地域から駅が愛されなけれ続けなければならない。ひとえに自治体の船橋様、海神地区の皆様、ご利用の皆様のおかげ。これからも良きつながりを築いていきたい」と語りました。
ちなみに海神駅に設置された駅看板は全て同じデザインというわけではなく、一つだけ”黄色い〇〇〇”が一緒になっているものがあります。気になる方は改札を出る前にちょっとだけ駅のホームを探してみてくださいね。
記事/写真 一橋正浩