JR東日本は10月29日、あの「noricon」の実証実験第2弾を行うと発表しました。

配信コンテンツ例 画像:JR東日本

「noricon(ノリコン、※商標登録出願中)」は、無料公衆無線LANサービス「JR-EAST FREE Wi-Fi」を使用して、乗客に書籍、漫画、雑誌、動画などのコンテンツを配信するサービス。

JR東日本グループは経営ビジョン「変革2027」において輸送サービスを質的に変革するという目標を掲げており、本サービスはその一環として導入を検討されているものです。

ADVERTISEMENT

サービスの利用方法はとても簡単。「JR-EAST FREE Wi-Fi」を提供しているJR東日本の新幹線・中央線特急列車に乗り、同Wi-Fiに接続。すると自動的に「noricon」の画面に遷移するので、そこから好きなコンテンツを選びます。

※ただし、JR-EAST FREE Wi-Fiを利用するにはメールアドレスの登録が必要です。1日の利用回数に制限はありません。

noriconの使い方 詳細はJR東の「noricon」専用ページでも公開されている 画像:JR東日本
「JR-EAST FREE Wi-Fi」が使える車両にはこのステッカーが貼り付けられている 画像:JR東日本

第2回実証実験の期間は2019年10月31日(木)~2020年3月2日(月)までの123日間(約4ヶ月)。対象車両は先述の通りJR東日本の新幹線・中央線特急車両の「JR-EAST FREE Wi-Fi」を提供している車両全て。利用可能区間は同Wi-Fiが使える場所ならどこでもOK。

ちなみに2019年1月21日(月)~3月28日(木)にかけて行われた第1回実証実験と比較すると……

・接続するだけですぐ利用可能
・対象区間に山形新幹線と中央線特急を追加
・実験期間2倍
・楽天(株)や(株)フジテレビジョンが新たにコンテンツ提供者に
・接続後は各言語ごとに異なる画面を表示

などなど、利便性と配信コンテンツの量が改善され、より使いやすくなっている模様です。JR東日本は今回の実証実験の結果をもとに、サービスの本導入について検討していくとしています。

鉄道チャンネル編集部