「エクスプレス予約」「スマートEX」で太宰府への旅がちょっとお得に JR東海・JR西日本・西鉄が連携

2019.10.30

福岡市内+太宰府ライナーバス「旅人」1日フリー乗車券

西日本鉄道(西鉄)とJR西日本・JR東海は10月29日、東海道・山陽新幹線のEXサービス利用者を対象に、西鉄の『太宰府ライナーバス「旅人」』や福岡市内の路線バス1日フリー乗車券を期間限定・割引価格で提供すると発表しました。

これは福岡・太宰府エリアへの観光促進を目的としたキャンペーンです。実施期間は2019年11月1日~2020年3月31日。主催は西鉄、JR西日本、JR東海の三社。キャンペーン期間中に「広島~東京間」の各駅から「博多」までEXサービスを利用して新幹線に乗車し、「EXご利用票」や「ご利用票兼領収書」を博多バスターミナル3階乗車券窓口(営業時間5:30~23:30)に提示すると、この『福岡市内+太宰府ライナーバス「旅人」1 日フリー乗車券』が割引価格1,000円で購入できます。

フリー乗車券利用対象エリア

また、『福岡市内+太宰府ライナーバス「旅人」1 日フリー乗車券』を提示すると、博物館や美術館を中心に様々な店舗で割引等の特典が受けられます。

店舗特典一覧

太宰府は新元号「令和」ゆかりの地。新元号発表後から来訪者が増えており、最近では天神大牟田線都府楼前駅の副駅名が「令和の里」になるなど、周辺エリア全体が観光地としての存在感を増しています。EXサービスと連携することで、新幹線利用者が博多から太宰府へより行きやすくなれば、人の流れも変わるかもしれません。

【関連記事】
西鉄天神大牟田線 都府楼前駅に10/22から副駅名「令和の里」 片道無料乗車券を配布
https://tetsudo-ch.com/9818562.html

<参考>

EXサービスは東海道・山陽新幹線のネット予約&チケットレス乗車サービスのこと。年会費1,100円で割引率の高い「エクスプレス予約」と年会費不要で敷居の低い「スマートEX」があります。

『太宰府ライナーバス「旅人」』は福岡空港や博多駅から太宰府までのアクセス向上を目的として、西鉄が2014年から運行を開始しました。2019年4月20日にはご利用者数が300万人を突破。博多駅から太宰府駅まで約40分でつなぎ、平日47便、土日祝日82便運行しています。

福岡市内の路線バスと「旅人」を組み合わせた『福岡市内+太宰府ライナーバス「旅人」1 日フリー乗車券』は、通常価格1,500円で販売されています。

JR九州はどう出る?

JR九州は手をこまねいているのかといえば実はそうでもなく、こちらもつい先日JR東海・JR西日本とともにEXサービスのエリア延伸合意について発表したばかり。

「エクスプレス予約」も「スマートEX」もこれまでは東海道新幹線・山陽新幹線のみのサービスでしたが、2022年春頃には九州新幹線でも使えるようになる模様です。JR九州は割引きっぷも多いので、博多で降りて乗り換える方がお得になる場合もありそうですが、エクスプレス予約の利用者にとっては「ありがたい」の一言です。

JR九州と西鉄はMaaSで連携

また、2019年10月23日時点で、JR九州と西鉄は輸送サービスの利便性向上に連携して取り組むことを発表しています。

少子高齢化の進展や人口減少、地域環境への配慮、自転車運転をはじめとするモビリティにおける技術革新など、輸送サービスにおける事業環境は今まさに転換期。これに対応するため交通事業者同士が歩み寄り、「利便性の高い輸送サービスの実現」に向けて取り組むことに合意しました。

両社が連携したMaaSアプリによる新たなサービスの提供や、公共交通の利用促進につながる運行情報の相互提供など、いくつもの案を検討しているとのことです。

鉄道事業者が手を取り合うことでより利便性の高いサービスを構築すれば、九州全体がよりいっそうの盛り上がりを見せるかもしれませんね。

鉄道チャンネル編集部
画像:JR東海、JR西日本、JR九州、西鉄


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