イメージ画像:JR西日本

JR西日本は11月5日、梅小路短絡線(山陰連絡線)の跡地の一部を整備し、週末ごとにテーマを定めた飲食・物販などの屋台を並べる実証実験を実施すると発表しました。

梅小路短絡線は、梅小路駅(京都貨物駅)~丹波口駅間を結んでいた2.3kmほどの路線です。梅小路京都西駅設置の支障となるため、2016年2月28日に廃止されました。

梅小路ハイラインは2019年に開業した梅小路京都西駅の西側に 画像:JR西日本

今回のJR西の発表によれば、この梅小路短絡線高架上(梅小路京都西駅の西側、歩道橋入口から約30mの区間)に屋台が4台並び、「屋台ストリート」に変貌する、という実験を行うようです。

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実証実験の実施期間は11月23日(土・祝)~2020年9月末。土・日・祝日に不定期に行われます。

第1期となる最初の1ヶ月は「梅小路ハイライン・オープニングマンスリーイベント」を開催。毎週土日の午前11時~午後5時まで、温かいフードとクラフトビールや日本酒、ワインをご提供。フードの方はおでんや餃子、牡蠣のバター焼きなど美味しそうな写真が並んでいます。

画像:JR西日本
クラフトビールと餃子、おでんと日本酒、牡蠣のバター焼きとワインという鉄板の組み合わせが並ぶ 写真:JR西日本

第2期以降の実施予定はまだ決まっていませんが、季節に合わせた屋台・物販などのイベントが実施される予定です。

本実証実験の主催にはJR西日本と京都市のほか、屋台による開業支援と遊休スペースのマッチングサービスを提供する株式会社Replaceが名を連ねています。JR西日本は実証実験の効果検証等を踏まえ、本格的な活用方法を検討していきます。

鉄道チャンネル編集部