トップ画像はロマンスカー70000形GSE。やっぱりボディーカラーが強烈ですね。

厚木駅を出ると小田原線は高架を進みます。高架部分は、例のアーチ型架線柱になります。

海老名の高いビルが見えてきました。

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厚木駅の回に書きましたが、かつて海老名が寒村だった、ということが現在の姿からは想像し難いです。海老名市地域の人口、昭和15年(1940年)には1万人ちょっとでした。(総務省統計局国勢調査から)海老名市のホームページによれば2019年12月には133,914人。単純に13倍です。厚木駅の最初の駅名だった河原口に電灯がついたのが1916年(大正5年)というのは早いのかな。内陸部なのに海老名という地名も不思議です。一般的には東名高速道路の海老名サービスエリアで海老名という地名を記憶していますよね。

高架線が先の方で下ってゆきます。

地表に降りた先に駅が見えてきました。

厚木駅から1.6kmで海老名駅。

島式ホーム2面4線、左奥には海老名検車区の広大な敷地が広がります。

長大な跨線橋があります。

下りホーム。ロマンスカーが来ました。「ふじさん号」なので新松田駅からJR御殿場線に入ります。

こちらは小田原方面を見ています。跨線橋、橋上駅舎は小田原寄りにあります。

下りホームの横には相模鉄道が見えます。9000系リニューアル車両ですね。まだ乗っていないので、【駅ぶら】次は相鉄ですね。JRとの直通運転が始まりましたし。JR相模線の海老名駅は、250mくらい離れています。

ホームの新宿側突端から海老名検車区が見渡せます。小田原側がメインの検車区でこちらは車両留置用のスペースでしょう。検車区全体で約300両が収容できます。

赤い車両があったので、何だろう? とズームしてみました。小田原駅と箱根湯本駅を結ぶ箱根登山鉄道を走る小田急1000形電車です。箱根登山鉄道のカラーリングが施されているので目立ったのです。4両編成。

駅名標。1941年(昭和16年)開業しました。当時は神中鉄道線の列車のみが停車する駅でしたが、1943年(昭和18年)小田原線の旅客営業も始まりました。隣接していた海老名国分駅の廃止によるものです。1973年(昭和48年)約400m小田原側に移設されました。2008年(平成20年)海老名駅~厚木駅間の高架線が完成。2010年(平成22年)自由通路整備事業が完成。

橋上駅舎に上がります。箱根そばがありますね。

とりあえず西口方面に行きます。

海老名駅で下車するのはほとんど初めてです。以前に友人がクルマで送ってくれ相鉄線に横浜まで乗ったことがあります。それが唯一の海老名駅体験です。この後、改札口を出て厚木街道から小田急の海老名検車区を眺めに行きますが、とにかく初めてきたので迷いました。(笑)

オマケです。海老名駅ホームで撮った野鳥。残念ながら名前は分かりません。何故か逃げずに写真に収まってくれました。

【駅ぶら01】小田急線72 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)