3月20日、六甲有馬ロープウェーに3代目のゴンドラが動き出す。

新ゴンドラは、スイスCWA社製。展望シートを谷側に一段低いステップに配置したデザインを、日本で初めて導入。

デザインは、神戸すまいまちづくり公社の若手職員を中心としたプロモーションチームを結成。

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「自然を感じ、季節を感じる」「山の高さと谷の深さを感じる」という2つのコンセプトのもとで描いた。

赤いゴンドラは有馬や六甲山の紅葉をイメージ、シルバーのゴンドラは山の高さや谷の深さのスリル感をイメージ。

特徴は、展望シート有馬側(谷側)のみ、165mm低いステップに展望シートを配置し、深さ140mの湯槽谷のスリル感をアップした点。

ガラス面も大きく広がり、360度の自然をより雄大に、より間近に体感。乗降口扉の開口幅が現ゴンドラより44cm広く車いすやベビーカー用スペースを設置した。

最大乗車人数は42名、全長5150mm 全幅2450mm 全高2815mm。乗降口扉高は2000mm、乗降口扉開口幅1590mm。

六甲有馬ロープウェーはことし7月に開業50周年を迎える。

六甲有馬ロープウェー
従来機は1/13で引退
有馬温泉駅でさよなら式典 乗車プレゼントもあり
https://tetsudo-ch.com/9996050.html

画:六甲有馬ロープウェー
文:鉄道チャンネル