ことし開業50周年をむかえる六甲有馬ロープウェーは3月20日、スイスCWA社製の新ゴンドラを導入。

これにあわせ、1993年に導入され27年にわたり有馬温泉と六甲山頂を結んできた従来ゴンドラ(2代目)「もみじ号」「こぶし号」が、あす1月13日に引退。

有馬温泉駅では、1月13日 17時10分の発車時と17時22分の到着時にゴンドラの見送りと出迎えのセレモニーを開催する。

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2代目ゴンドラ もみじ号 こぶし号 は、1月13日 17時10分に、六甲山頂駅と有馬温泉駅をそれぞれ発車。

有馬温泉駅ホームで、職員が上り最終便を見送り、下り最終便を出迎え。ゴンドラに花束を贈呈や記念撮影を行う。見学のみもOK。

1月13日は無料サービスや乗車プレゼントも

そして最終日の乗車客に、窓口で乗車券を購入した客に、有馬温泉駅でロープウェーオリジナルクリアファイルをプレゼント。

17時10分発の最終便に乗車した客には、ロープウェーオリジナルトートバックとペンケースをプレゼントする。

また、1月13日は大人1名につき子ども(12歳未満)4名まで無料で乗車できる。

さらに、このゴンドラ更新にあわせ、有馬温泉駅の内装もリニューアル。

装飾をできるだけシンプルにし、コンクリート素地を活かした壁面のほか、機械室を可視化。

ガラス越しに見える巨大な滑車がロープウェーに乗車する期待感を高めるつくりに。


六甲有馬ロープウェー 新型ゴンドラ

六甲有馬ロープウェー 新型ゴンドラ

新型ゴンドラは、展望シートを谷側に一段低いステップに配置したデザインを日本初導入。

大きく広がるガラス面から六甲山の自然を足元まで雄大に、よりスリリングに感じさせてくれる。

画:六甲有馬ロープウェー
文:鉄道チャンネル