「まだやり残したことがある気がする」海外写真家3人が東京を切り取り、語る! 都営大江戸線 六本木駅構内で写真展_2月14日まで

2020.02.10

都営大江戸線 六本木駅が美術館に変貌する11日間―――。

世界で活躍する写真家集団 マグナム・フォトの写真家3人が、独自の視線で東京をとらえた写真展「都営交通写真展 すべての「今日」のために」。

その3人、マーク・パワー(イギリス)、ゲオルギィ・ピンカソフ(ロシア)、ハリー・グリエール(ベルギー)は、撮影現場で感じた東京のダイナミズム、インプレッション、パッションについて語り始めた。

その彼らの言葉たちが、都営交通「PROJECT TOEI」公式サイトに順次アップデートされている。

<都営交通写真展 公式サイト>
https://project-toei.jp/photo-exhibition/

すべてが整っていて、クリーンで、人々は厳格で

◆ハリー・グリエール(1941年 ベルギー生まれ)

―――東京の印象について。

「どこの都市にもそれなりの特徴はありますが、東京は他と少し違います。非常にまとまっていて、すべてが正確です」

「東京に初めてきたときは、カルチャーショックでした。すべてが整っていて、クリーンで、人々は厳格で。すばらしい色使いのか所と、興味深いカオスが混在していて」

「秩序のなかにさまざまの色のカオスと、不思議なものがたくさん上からぶら下がっていて。人々には昼間の顔と夜の顔があったり。不思議な世界でした」

「酔っ払って大声を出したりしているかと思うと、次の日の朝は普通に戻っている。とても印象的、というか、おもしろい」

―――都営交通の風景について。

「大きな都市はどこもそうですが、場所によってずいぶん雰囲気が違います。新宿とその他の場所とか。都電荒川線の沿線はまるで昔の日本映画のワンシーンのようでした」

「建築も、そこに暮らす人々も。新しい発見があるとワクワクします。都電は新たな東京に出会うことができてすばらしかったです。窓からの景色や、他とは違う雰囲気だった終点の下町など」

「私が写真でいちばん好きなのは、発見です。視覚的なインスピレーションが湧く発見が大好きなんです」

いつも東京を離れるとき、まだやり残したことがある気がする

◆ゲオルギィ・ピンカソフ(1952年 モスクワ生まれ)

―――東京の公共交通はどう映ったか。

「東京の地下鉄の正確さや、便利さに感動します。(駅構内で)お茶ができるし、お手洗いもあります。だいぶ実用的ですね。モスクワの地下鉄はまず古いです。東京の地下鉄は現代的で、人も規則正しく動いています」

―――人々はどのように見えたか。

「この国の人はデリケートだと思います。親切で、丁寧ですね。弱いものを守る精神があります。それはとても感じます」

「人はとてもオープンで、素直ですね。そういう意味では、日本の社会をうらやましく思います。ここにいると自分自身も変わり始めて日本人のようにエレガントで、丁寧で常に笑顔ですね」

―――働く人たちはどう見えたか。

「競争のためではなくて、みんなが高い基準を設定して挑戦している気がします。どの分野においても。ここはアーティザンの国です。職人技が強い国」

「何かの職に就けば一途で、自分自身のすべてをかけて仕事をします。どんどん高いところを目指して、迷わず振り返らずに登って行きます」

―――街をゆく人々はどのように見えたか。

「やはり精神性が違いますね。倫理観が高いと思います。美意識も非常に高いです。見ていて気持ちがいいですね」

―――東京の印象について。

「東京は本当に面白い場所です。いつもここを離れるとき、まだやり残したことがある気がします。まだ見るべきものがたくさん残っている気がします。街を歩いていると、小さな路地をのぞいたり。いつまでいても飽きない」

―――日本について。

「何度訪れても、日本には感動していて、さらに理解したいと思っています。日本は解きたくなる魔法にあふれています。その理由は、社会的原理にあり、幸いなことにこの国の人は、その原理を残すことができたのです」

……そんな彼ら3人がとらえた東京のシーン 67作品が、六本木駅構内に展示されている写真展「都営交通写真展 すべての「今日」のために」。

同写真展にあわせ、鉄道好き・写真好きが唸るプレゼント企画も開催中。

公式 Instagram「いいね!」で図録をプレゼント

View this post on Instagram

たくさんのご応募ありがとうございます。都営交通写真展「すべての『今日』のために」写真集プレゼントキャンペーン、ご好評につき増刷が決定、当選人数を200名様から500名様に大幅アップ致しました。ご応募は【 @projecttoeiをフォロー】& 【この投稿にいいね!】で完了します。世界的写真家集団マグナム・フォトの写真家三人が撮り下ろした、ここにしかない東京の情景をお楽しみください。  ※表紙は写真家3名(マーク・パワー、ゲオルギィ・ピンカソフ、ハリー・グリエール)それぞれの作品を採用した3種類ございますが、中面はすべて同じです。 ※写真集の表紙をお選びいただくことはできません。  応募期間:2月3日(月)~2月29日(土)

A post shared by PROJECT TOEI | 東京都交通局 (@projecttoei) on

東京都交通局は、公式Instagram「PROJECT TOEI」(https://www.instagram.com/p/B8FlF88oQP8/)をフォローし、キャンペーン該当記事を「いいね!」した人のなかから抽選で、200人に↑↑↑の図録をプレゼント。

プレゼント期間は2月29日まで。

―――この「すべての「今日」のために」写真展は、東京都交通局が発信するプロジェクト「PROJECT TOEI」の一環。同局はこの写真展について、こうメッセージを伝えている。

「彼らの感想は三者三様ですが、共通しているのは、東京で働く人々、暮らす人々の真面目さ、そして不可思議さ、わからなさでした」

「この取組を通じて、ふだん何気なく利用している都営交通が、世界的な写真家の視点を通じてどのように見えているのか、またそこから東京という場所の特異性と魅力を感じ、新たな気づきを感じてほしい」

「2020年の東京は、あなたの眼にどのように映っているか―――」

<PROJECT TOEI>
https://project-toei.jp/photo/

画:東京都交通局
文:鉄道チャンネル


LINEで送る

オススメ記事

こちらの記事もオススメです