静岡に“お茶”が香るサウナバス「サバス」誕生!元路線バス改造の移動式サウナで”ととのう体験”提供へ、イベント参加や予約で利用可
サウナ人気が全国的に広がり、健康志向の高まりやアウトドアブームも追い風となって“ととのう体験”を求める人が急増しています。こうした中、登場したのが路線バスを改造した移動型サウナバス「サバス」です。
第3弾として、静岡の街を走り続けた路線バスが、なんとお茶の香りに包まれる本格的なサウナに生まれ変わりました。静岡鉄道が運営するこの「サバス3号」は、車窓から富士山などの絶景を眺めながら“ととのう”ことができる究極のアウトドアサウナ。茶畑をイメージした内装や、茶葉を使った「ロウリュ」など、静岡ならではの魅力が満載です。
バスの降車ボタンならぬ「蒸気おりますボタン」など、ユニークな仕掛けが話題の「サバス」の全貌と、実際に体験するためのイベントや貸切利用の方法までご紹介します。
サウナになった路線バス

「バスをリブランディングする」をミッションに令和時代の新たなバス事業を提案する株式会社リバース(大阪府)が手がけるのが、移動型サウナバス「サバス」です。日本最大のサウナ検索サイト「サウナイキタイ」と連携し、どこでも本格的なサウナが体験できるようにしたもの。このほど、「静鉄バス」が運行していた路線バスの車両を改造し、「サバス」3号車を製作しました。外装には静鉄バスの復刻デザインを取り入れ、内装は静岡名産のお茶をモチーフに仕上げています。
サウナ室は茶畑を思わせる段々状の座席で、座ったり横になったり、多様な体勢で楽しめるということです。床や座席には県産木材が使われ、最大14人が利用可能ということです。また、茶葉を熱した石にかけて蒸気を楽しむ「ロウリュ」も体験でき、静岡ならではの景観を眺めながらサウナを味わえるのが特徴としています。運営は静岡鉄道が担います。

手軽な体験なら イベントに参加しよう
サバスは各地のイベントに登場します。直近では、完成お披露目を兼ねた以下のイベントが予定されています。
富士山を眺めて、ととのう。「サバス誕蒸祭」
日時:2025年9月13日(土) 9:30~17:30
場所:御殿場プレミアム・アウトレット East Zone特設会場
内容:(有料 4,400円)サバス3号はもちろん、テントサウナやコンテナサウナも体験可能。
申込:Peatix より
浜名湖畔でととのう、ウェルネス体験
日時:2025年10月11日(土)・12日(日)10:00〜19:00
場所:ホテル九重跡地 特設会場(浜松市中央区舘山寺町2178)
内容:サウナ体験(有料 4,400円)4種類のサウナを体験!
グループで貸切利用(チャーター)も可能
サバスは、イベント出張だけでなく、プライベートでの貸切利用も可能です。気の合う仲間や家族と、好きな場所で“ととのう”体験ができます。
利用シーン: キャンプ場、湖畔、プライベートな敷地など、バスを駐車できるスペースがあればどこでも最高のサウナ空間に。
予約・料金: 利用料金や予約方法の詳細は、サバス公式サイトの問い合わせフォームから確認・相談が可能です。
最高のロケーションで、自分たちだけのプライベートサウナ。そんな贅沢な体験を計画してみてはいかがでしょうか。
バスを再生(RE BUS)・生まれ変わらせる(REBIRTH)という想いが込められた「サバス」。3号車は、静岡の地域資源である「お茶」や県産木材をふんだんに活用し、ただのサウナではない、そこでしか味わえない特別な体験を提供してくれます。
イベントに参加するもよし、仲間と貸し切って最高のロケーションを探すもよし。あなただけの“ととのい”を、このユニークなサウナバスで見つけに出かけてみてはいかがでしょうか。
(写真:リバース)
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