コラム鉄の広場

神戸電鉄のゆるキャラのしんちゃんとは？

2020.06.05

電車の運転席にぬいぐるみが座っているのを見たことはありませんか。上の写真のような感じです。このぬいぐるみの名前はしんちゃんです。今回は神戸電鉄のゆるキャラしんちゃんについて紹介します。

神戸電鉄は阪急阪神ホールディングスのグループの鉄道会社です。阪急電鉄・阪神電車・山陽電車が乗り入れている神戸高速線の新開地駅から発車しています。神戸市内から有馬温泉・三田市・三木市・小野市へのアクセスが便利です。

新開地駅から湊川駅までの神戸高速線を経て有馬温泉駅に向かう有馬線、有馬線の有馬口駅から三田駅までの三田線、三田線の横山駅からウッディタウン中央駅までの公園都市線、鈴蘭台駅から粟生駅までの粟生線の路線を保有しています。

神戸電鉄の路線には急な勾配があることで有名で、全国登山鉄道会（パーミル（‰）会）に加盟しています。

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ゆるキャラのしんちゃんは電車の妖精であるてつくんとともに2010年にデビューしました。しんちゃんとてつくんは神戸電鉄の沿線の活性化のために活動しています。

2019年に歴代のしんちゃんのぬいぐるみが鈴蘭台駅の改札で展示されていました。私はしんちゃんがデビューしてから運転席に座っているのを見たことがありますが、デビュー当初は社員のお母様による手作りだったことを初めて知りました。

展示されていたしんちゃんを撮影した日付は2019年10月20日です。当時、神鉄トレインフェスティバル2019が鈴蘭台車庫（最寄り駅は鈴蘭台駅）で行われていたので撮影することができました。

最初に、車両の運転席に座っているしんちゃんを見ることができる車両を取り上げます。1つめはハッピートレインです。ハッピートレインは2012年に粟生線沿線活性化のためにデビューしたラッピング車両で、編成の両端の車両にひまわりとハチのイラストが描かれています。

ハッピートレインのしんちゃんについては季節に合わせた衣装を見ることができます。例えば、12月になるとサンタクロース姿のしんちゃんとクリスマスの装飾をしたハッピートレインを見ることができます。

2つめは『しんちゃんてつくんミュージアム』です。2008年に導入された6000系のうち1編成が「しんちゃんてつくんミュージアム」で、ヘッドマークが目印です。

車内のドア付近には沿線の写真が展示されています。これまでに展示されていた写真については神戸電鉄のしんちゃんてつくんミュージアムのページで見ることができます。

3つめは2020年2月24日に運転を開始した『しんちゃん＆てつくんトレイン　たのし～ずん』です。各車両に季節のイラストが描かれています。

なお、『しんちゃんてつくんミュージアム』と『しんちゃん＆てつくんトレイン　たのし～ずん』については神戸電鉄のホームページで運行情報が載っているので、ホームページをチェックしてお出かけしてください。（※編集部注　2020年5月現在、現在新型コロナウイルス感染症の流行を受け、更新は止まっております）

その他にも、ホームページに運行情報は載っていませんが、神戸電鉄鉄道開業90周年の復刻車両など様々な車両の運転席でしんちゃんを見ることができます。

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実際にゆるキャラのしんちゃんとてつくんを見ることができるイベントとして神鉄トレインフェスティバルがあります。人気のあるビンゴ大会（神鉄ビンゴ）を盛り上げるために神戸電鉄親善大使とともに登場します。神鉄ビンゴの景品も豪華になっていますので神鉄トレインフェスティバルに参加するのはいかがでしょうか。

最後に、神鉄トレインフェスティバル以外のイベントについては神戸電鉄のホームページでチェックしてくださいね。

文／写真：樋口也寸志