鹿島と東京を6時間で結ぶ愛知機関区 EF64 コンテナ列車 1094レ
鹿島臨海鉄道 神栖駅から、鹿島線・総武線・常磐線・武蔵野線・東海道線を経て東京貨物ターミナル駅へと行く貨物列車 1094レ。
神栖駅を11時40分に出た 1094レは、鹿島臨海鉄道KRD5ディーゼル機関車に引かれ、鹿島サッカースタジアム駅へ。
ここで愛知機関区所属の電気機関車 EF64 に交代し、方向を逆転させてJR鹿島線、総武線と伝って新小岩信号所(操車場)に14時52分につける。
この新小岩操では、到着後すぐに乗務員が交代。停止位置で待機していた乗務員が EF64 に乗り込み、コンテナ車から機関車を切り離す。
EF64 はいったん亀戸方へ離れ、進行方向を逆転させコンテナ車の脇をとおり、これまでの列車最後尾に連結する。これで機回しが完了。
列車は再び進行方向を逆転させて、こんどは時刻表に載ってない路線、新金線へ。
総武線の支線、新金線は、文字通り新小岩と金町(常磐線)を結ぶ単線の線路。その軌道は複線ぶんのスペースがあるけど、線路は片側1本の単線。
この新金線を伝って金町で常磐線に入り、馬橋支線をとおって武蔵野線にのる。
そして梶ヶ谷貨物ターミナル駅を経て、新鶴見信号場に17時08分着。14分とまって再び動き出す。
新鶴見で息を整えたら一気に南武線 支線、東海道線 貨物支線を伝って、浜川崎をかすめて、川崎貨物駅を過ぎて、東京貨物ターミナルへ。17時45分。
都心を大回りし、6時間かけて鹿島と東京を結ぶ、 1094レ。新金線を行くその姿は、鉄道チャンネル公式YouTubeでこのあと公開。チャンネル登録を。
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