境内の静寂を蝉の声が震わせていました【駅ぶら04】西武池袋線006

2020.09.13

※2020年6月撮影

トップ画像は、椎名町駅北口の正面、真言宗豊山派のお寺、蓮華山金剛院仏性寺境内のマンガ地蔵。流石、伝説のトキワ荘で手塚治虫さん、藤子不二雄さん、石ノ森章太郎さん、赤塚不二夫さんという日本マンガの黄金期を作り出した巨匠たちが切磋琢磨した椎名町のお寺です。

椎名町駅、まずは北口方面に出ます。

※2020年8月撮影

椎名町駅北口。山手通改良工事にあわせて改良された駅舎。かつては駅の隣にあった交番が駅舎内に入る形になっています。

※2020年8月撮影

北口の正面に長崎不動尊があります。右の高架は山手通。

※2020年8月撮影

お不動様の横を進むと真言宗豊山派のお寺、蓮華山金剛院仏性寺の赤門が見えます。

※2020年8月撮影

金剛院仏性寺の方から椎名町駅北口を見るとこんな感じです。

※2020年8月撮影

天明年間(1781~1789)、江戸では何度も大火事が発生しました。焼け出された避難民を金剛院が寺に収容し助けました。このことで時の将軍徳川家治から褒美として許されたのが朱塗りの山門でした。将軍家に縁のある家にだけ許された赤門です。金剛院は安永9年(1780年)に建てた山門を朱塗りにしたのです。平成6年(1994年)には豊島区の有形文化財の指定を受けました。

※2020年8月撮影

山門を入ると左手に弘法大師修行像があります。

※2020年8月撮影

修業像の後には仏舎利塔、火事で焼失した金剛院仏性寺が現在の場所に再建された正徳5年(1715年)に作られたものです。

※2020年8月撮影

元来はお経を収めていた宝篋院塔(ほうきょういんとう)と背後に立つのが永享12年(1440年)と記された板碑。左の板碑には大日如来、観音菩薩、地蔵菩薩の種子(梵字)が彫られています。右の板碑は阿弥陀如来の画像と夜念仏の文字が刻まれていました。

※2020年8月撮影

筆者は個人的に庚申塚が好きなので、じっくり眺めました。宝永4年(1707年)の日付が入った庚申供養塔。青面金剛とその使いの三猿(見ざる、言わざる、聞かざる)、上部の日月(じつげつ)がキレイに残っています。

※2020年8月撮影

寅という字が目立つ小さな石仏。

※2020年8月撮影

正徳5年(1715年)に現地に移転し再建された金剛院仏性寺本堂。

※2020年8月撮影

境内には様々な仏塔や石仏があって心安まります。

※2020年8月撮影

すぐ横に山手通がありますが、左側にカフェなどの入る建物があるためか、静かな空気を蝉たちの鳴き声が震わせていました。

※2020年8月撮影

では椎名町駅北口辺りを散歩します。

【駅ぶら04】西武池袋線007 に続きます。

(写真・文章/住田至朗)


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