何処を切っても金太郎とは言いませんが【駅ぶら04】西武池袋線020
※2020年8月撮影
トップ画像は、中村橋駅飯能・秩父側から撮った下り各駅停車所沢行と上り各駅停車元町・中華街行。西武鉄道2000系と東急電鉄5000系のすれ違い。珍しくもないのでしょうが、個人的には新鮮なシーンです。
中村橋駅の高架ホームから地上に下りて改札口に向かっています。
※2020年8月撮影
改札口。おやつの時間ですねぇ。暑いからアイスクリームが食べたいなぁ。
※2020年8月撮影
改札口の横には「TOMONY」がありました。でも撮影優先、アイスクリームはご褒美にしましょう。
※2020年8月撮影
改札口を出た正面は、高架線の下、南北の自由通路になっています。衣料品を並べて販売していました。
※2020年8月撮影
まずは南口を出てみます。正面に「勇の里 季(とき)」があります。最初はローマ字を読んだので「湯の里」、風呂好きの筆者は「駅前に温泉が湧いているのか!」と喜びましたがよく見れば「勇の里」でした。ちょっと高級な日本料理の様です。この日はお休みでした。
※2020年8月撮影
南口と北側への自由通路。ステンドグラスの様な飾りがあります。
※2020年8月撮影
西武池袋線に沿って飯能・秩父側(西側)です。右の高架下は「Emio」ですが出入口はもう少し先にあります。店舗は生鮮食材が多い感じです。スーパーマーケット的な位置づけでしょうか。左には集合住宅が並んでいます。こんなに駅に近いところに住んだコトはありません。きっと買物など便利でしょうね。
※2020年8月撮影
南口から池袋側(東側)には「中杉通り(都道427号線)」が南北に通っています。お医者さんやドラッグストアと居酒屋などが混然と入っている複合ビルが並んでいます。
※2020年8月撮影
「中杉通り」で中村橋駅の下を通って北側に行きます
※2020年8月撮影
改札口の前、衣料品を並べています。ちゃんと見たワケではありませんが女性モノの様です。左隅に置かれた扇風機が暑さを煽っています。
※2020年8月撮影
「中杉通り」はそのまま商店街になっています。現在は「サンツ中村橋商店街」という様です。商店街のサイトにある歴史が昭和レトロで懐かしいですよ。
※2020年8月撮影
この辺り、古くから人が住んでいました。昔は長閑な農村地帯。戦後急速に宅地化が進み、駅前は住民のための商店街が少しずつ形を変えながら発展しています。探せば古い神社やお寺もあります。
ここから西武池袋線沿線を埼玉に向かうエリアは、大雑把に言えば「平坦な農村地帯が戦後急速に住宅地になった」という共通のキャラクターをベースに持っています。言い換えれば、健全な市民が住む比較的新しい住宅地と住民の生活を支える健全な商店街という差異のあまりない風景が続くのです。
もちろん駅前のデザインや商業施設などは少しずつ違っていますから【駅ぶら】する意味があると思います。しかし並んでいる個々の店舗などは違いますが「機能的には同じ街」という印象なのです。
要するに「健全で治安の良い平和な風景が続くことが多いのでいささか退屈かもしれません」
というエクスキューズです。旧跡などの事前調査が足りない部分は筆者の力量の問題です。とにかく住むには安全で快適、都心に行くにも便利、住民の立場で言えば文句の付け様がないと思います。「いささか退屈」というのは【駅ぶら】的な偏狭な視点に過ぎません。
中村橋駅の高架を振り返っています。
※2020年8月撮影
西武池袋線の北側、池袋方面(東側)。高架下(右)はSEIYUです。
※2020年8月撮影
こちらは飯能・秩父の西に向かう側。
※2020年8月撮影
自動車の往来がほとんどないので安全な街という印象でした。
※2020年8月撮影
では次の駅に向かいます。
【駅ぶら04】西武池袋線021 に続きます。
(写真・文章/住田至朗)