久留米駅に停車する無限列車 写真提供:JR九州

JR九州は11月1日(日)、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』とコラボレーションした臨時列車「SL鬼滅の刃」を運転しました。

牽引したのは大正生まれの蒸気機関車8620形58654号。令和2年7月豪雨の影響で運休中の「SL人吉」の車両が抜擢されたかたちです。客車は3両で、DE10形1756号機も連結されました。

SLにはアニメ同様に「無限」とデザインされたヘッドマークが装着され、車内では「鬼滅の刃」をモチーフとするラッピングが施されました。オリジナルグッズの販売やオリジナルステッカーの贈呈なども行われたといいます。

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「SL鬼滅の刃」は熊本駅を8時35分に出発し、途中久留米駅、鳥栖駅に停車したのち、13時4分に博多駅へ到着。各駅は見物客で賑わい、JR九州の発表によれば合計で約3400人の方がお見送りに参加したとのことです。内訳は熊本駅で約700名、久留米駅で約600名、鳥栖駅で約600名、博多駅で約1500名。

同列車は今後11月3日(火・祝)、15日(日)、21日(土)、23日(月・祝)に運転します。乗車には指定席券が必要ですが、いずれも一か月前の販売開始と同時に完売しており、人気のほどがうかがえます。

鉄道チャンネル編集部