※2020年6月撮影

トップ画像は、西武秩父線芦ヶ久保駅に停まる上り列車。背後の山々が美しい。

前面展望、正丸駅を出るとすぐに1969年(昭和44年)の西武秩父線開通時から使われている正丸トンネル(4,811m)に入ります。

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※2020年6月撮影

しかしトンネル内で前面展望は撮れません。そこで一計を案じました。ふだんは有料の特急には乗らないのですが、001系Laview車内に前面展望映像が映し出されることを思い出したのです。池袋駅から横瀬駅まで特急ちちぶに乗ることにしました。

6月17日(水)に前面展望と西武秩父駅から正丸駅まで【駅ぶら】を撮りました。次の撮影は6月20日(土)。ここから6月20日(土)撮影分になります。

正丸駅手前、南川トンネルを出る前に前面展望のカメラをスタンバイします。先頭車両は既にトンネルを出ました。

※2020年6月撮影

単線用の正丸トンネル内ですが、出口ではない灯りが見えました。

※2020年6月撮影

トンネルが広くなり、459mの正丸トンネル信号場が始まります。下り特急が本線側1線スルーを進みます。上り列車は前照灯を点けています。

※2020年6月撮影

前照灯が消えました。副本線には上り特急列車が退避しています。

※2020年6月撮影

001系Laviewだと、ボディサイドの窓からも分かります。

※2020年6月撮影

あっと言う間に退避している上り列車を過ぎます。

※2020年6月撮影

正丸トンネル信号場の終端部、トンネルも単線用に再び狭くなります。

※2020年6月撮影

あとは100km以上のスピードで坑口に進みます。速いなぁ。

※2020年6月撮影

ここからは、6月17日(水)の前面展望に戻ります。正丸トンネルを出るとじきに芦ヶ久保第一隧道です。長さは分かりませんが感覚的には200mくらいでした。

※2020年6月撮影

法面がしっかり守られています。

※2020年6月撮影

芦ヶ久保駅です。正丸トンネルが、4,811mありますから正丸駅からの駅間は6.1kmと長くなりました。

※2020年6月撮影

上り交換列車が待っています。上り線の外側に側線があります。

※2020年6月撮影

島式ホーム全体が左にカーブしています。

※2020年6月撮影

保線員さんです。ホームの途中から右カーブ、ホームはS字カーブを描いています。

※2020年6月撮影

右にカーブしながら、またすぐにトンネルがあります。

※2020年6月撮影

正丸トンネル信号場、楽しんでいただけましたか?

次回は芦ヶ久保駅を【駅ぶら】します。

(写真・文章/住田至朗)