秋田駅・西口施設 グランドオープン 秋田の活性化プロジェクト始動!
※画像はJR東日本秋田支社リリースより
秋田県、秋田市、JR東日本は2015年(平成27年)に「地方創生に向けた コンパクトなまちづくりに関する連携協定」を締結、4月からは「秋田県春の大型観光キャンペーン」がスタートする。また、3月には「秋田新幹線こまち開業20周年」を迎える。
これを期に、三者連携によるまちづくりの取組を一層推し進めるため、秋田駅と西口施 設等の魅力・機能向上に向けた一体的整備(4月1日グランドオープン予定)や、統一し たプロジェクトタイトル、コピー、ロゴを用いた情報発信、「あきた音楽大使」である「高 橋 優」氏とコラボレーションした秋田駅発車メロディの変更などを、「NORTHERN STATION GATE AKITA ノーザンステーションゲート秋田」プロジェクトとして位置づけ、概要を発表した。
1 プロジェクトタイトルとキャッチコピー
※画像はJR東日本秋田支社リリースより
2 「ノーザンステーションゲート秋田」の由来・ロゴ
NORTHERN(ノーザン)には、“高質な田舎”を目指す北東北の“北の雄”として、 STATION GATE(ステーションゲート)には、秋田の“ゲート”であり、中心市街地の“ゲ ート”として地域が連携して相乗効果を目指す、という願いが込められている。
ロゴデザインは2パターン
※画像はJR東日本秋田支社リリースより
「秋田」の字をアイコン化。「田」の文字には「北(北斗星・ノーザン)」を指 す羅針盤を配置。羅針盤を駅に見立てて、周辺の街区や秋田の地域が活性化していくこ ともイメージしている。茜色は秋田新幹線こまちのイメージカラー。
※画像はJR東日本秋田支社リリースより
3 キャッチコピー
「高橋優」氏の代表曲「明日はきっといい日になる」に呼応したメッセージ。 秋田を訪れるひと、秋田に暮らすひと、全員が、秋田の地で「いい時間」「いい生活」 を過ごして欲しい、という願いが込められている。
4 秋田駅発車メロディー変更
■変更予定日 2017年3月22日(水) ※こまち開業20周年の日
■新メロディー 高橋 優「明日はきっといい日になる」
5 秋田駅西口グランドオープン
※画像はJR東日本秋田支社リリースより
①秋田駅
■秋田駅東西連絡自由通路(ぽぽろーど)ファサード 3月10日(金)頃完成
※画像はJR東日本秋田支社リリースより
・中央改札前には、西口駐車場まで約80mにわたり連続する秋田杉のファサードが誕生し、秋田のゲートの新たな顔にななる。
・これによって秋田公立美術大学小杉准教授と連携して進めてきた秋田駅木質化プロジェクトが完成する。
・中央改札側のびゅうプラザ上部に秋田の竿燈まつりの提灯を増設し秋田らしい顔づくりを行う。
■新待合ラウンジ 3月10日(金)頃完成
※画像はJR東日本秋田支社リリースより
・観光案内所、待合室、店舗が一体となったトレインビューの新たな「おもてなし空間」が誕生する。
・秋田杉をふんだんに使った内装で、駅の待合室としては、これまでにない空間となる。
・待合ラウンジ内には、地元秋田の萩原製作所が制作する県産オニグルミ材等のオリジナル家具や、秋田木工の曲木チェア、ロッキングチェアなど、多彩な家具が並ぶ。
・また秋田公立美術大学の今中教授が新たに考案した秋 田県の地形を立体的にデザインにしたオリジナルスツ ールが登場。
・4~6月の秋田県春の大型観光キャンペーン中、ロボ ット Pepper(ペッパー)が観光情報を発信。
■秋田市観光案内所 3月6日(月)移転予定
※画像はJR東日本秋田支社リリースより
・リニューアルする観光案内所は,多言語対応強化、案内用タブレット端末を新規導入するなど、新たな東北観光のシンボルマークでインバウンド対応を強化。
・日本政府観光局「JNTO認定外国人観光案内所」の「カテゴリー2」に認定。
・英語で対応可能なスタッフが常駐し、広域の案内を提供。
■新びゅうプラザ・みどりの窓口 ※12月開業済
※画像はJR東日本秋田支社リリースより
・旅のご相談、きっぷの窓口、指定席自動券売機を一体的に整備し、お客さまの利便性が向上。
■構内店舗 ※2〜3月順次開業
※画像はJR東日本秋田支社リリースより
・2店新規開業、1店リニューアル予定。
・コインロッカーをわかりやすく集約。
■仮囲い装飾“エキマド” ※3月6日(月)頃まで
※画像はJR東日本秋田支社リリースより
・施工会社と秋田公立美術大学景観デザイン専攻の学生たちの協力のもと、内装に用いる端材等を用いたアートを装飾している。現在の「サクラ」の装飾と、これまでの「コノハ」と「ユキ」の装飾を開業時にプレゼントする予定。
②秋田駅西口施設
■秋田駅西口駐車場ビル(トピコ・アルス第1駐車場) ※4月1日(土)開業予定
※画像はJR東日本秋田支社リリースより
・立体駐車場(277台)、駅レンタカー、カフェ(新規)を併設し、交通結節点機能を強化。
・自由通路に直結した駐車場は30分の無料サービスを実施。利便性が向上。
・駐車場の支払にSuicaが利用できる。 (秋田県初)※JR東日本調べ
・秋田の玄関口の顔として、秋田杉を用いた外観とするとともに、1階の駅前広場に面して秋田県産の栗の木を使用したベンチを設置。
■駅前ビルトピコ2Fリニューアル ※4月1日(土)全体開業予定
※画像はJR東日本秋田支社リリースより
・秋田の地酒を体感できる店や東北6県をテーマにした新店舗などが開業。
・自由通路(ぽぽろーど)に面したファサードを改修する。
③今後の計画
※画像はJR東日本秋田支社リリースより
・秋田駅西口では、現在、建設中のJR秋田支社ビルが3月末に完成予定。支社跡地には2020年の春放送開始を目指してABS秋田放送の本社移転が進行中。
・また、秋田駅東口の健康・スポーツをテーマにしたプラチナタウン計画を進めており、2018年春にスポーツ整形クリニック開業が計画されている。
※画像はJR東日本秋田支社リリースより
・今後、「ノーザンステーションゲート秋田」の取組を推進し、今年度末の第2期秋田市中心市街地活性化基本計画の認定(予定)も見据え、県都秋田の活性化を官民連携により進めていく。