熊本市交通局は、12月3日からモバイルチケット「熊本市電1日乗車券」の販売を始める。

新設したモバイルチケット 熊本市電1日乗車券は、ジョルダンが国内総代理店契約する Masabi 社のモバイルチケッティングサービス Justride(ジャストライド)技術を採用して実現。

利用者は、キャッシュレスで熊本市電1日乗車券を購入し、スマートフォンひとつで熊本市電を自由に乗り降りできる。

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価格は熊本市電1日乗車券 大人500円、子ども250円。紙券と同様に、施設割引もある。

「観光はもちろん通勤・通学・通院・ショッピングなど、熊本市内の移動がより便利に」と熊本市交通局。

アプリは、日本語・英語の2カ国語に対応。また新型コロナウイルス感染症による環境変化を受け、対面で紙のチケット購入が要るところを、今回のスマホアプリ化で接触機会を最小限におさえられるというメリットも生む。

Masabi 社は2007年、英国で初となるモバイルチケッティングアプリを開発して以来、交通機関のモバイルチケッティングサービスを世界に先駆けて提供。世界4大陸で40以上の顧客にサービスを展開中。

同社が提供する SaaSプラットフォーム Justride(ジャストライド)を通じ、アメリカでは初の交通機関モバイルチケッティングサービスを開始した。

公共交通機関を対象としたモバイルチケッティングサービス Justride(ジャストライド)は、サードパーティのアプリがチケットを選んで支払いを行い、二次元コードのモバイルチケットを、安全なチケットウォレットにより利用者に送ることができる技術。

これまで、UberやTransit、Gertek、Kisio/Keolis など、世界の複数の事業者が、モバイル発券プラットフォームをこのサービスに統合している。