※2020年8月撮影

トップ画像は、JR九州日田彦山線彦山駅。既に書きましたが、初めて日田彦山線に乗った時にこの彦山駅で列車交換。車窓から見た赤い屋根の大きな木造駅舎にマジで衝撃を受けました。今回、ようやく念願かなって彦山駅の駅舎をゆっくり眺めることができます。背後の山は国土地理院の地図で503.6m、右手前は483mですが名前は記されていません。

お隣の豊前桝田駅の駅前を通る県道52号線をそのまま南下すると彦山駅に着きます。日田彦山線の駅間は、4.0kmです。レンタカーで20分もかかりません。

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※2020年8月撮影

とにかく大きな駅舎です。日田彦山線は、2017年(平成29年)7月の九州北部豪雨で添田駅~夜明駅間が休止され代行バスになっています。駅前の車はエンジン不調の様です。俗に言うエンスト(エンジン・ストップ)。比較的高齢のご夫婦でしたが、のんびりドライブの途中だったという感じでした。

※2020年8月撮影

駅前広場の南側から。エンスト車が止まる前の写真です。

※2020年8月撮影

通りかかったトラックの運転士さんが心配して故障車のボンネットの中を覗き込んでいます。手前の黒い瓦屋根は彦山駅横休憩所。

※2020年8月撮影

駅舎正面。「神話と伝説・森林浴の玄関口彦山駅」と書かれています。

※2020年8月撮影

出入口横に懐かしい赤くて丸い郵便ポスト。建物財産標は見つかりませんでした。おそらく駅が開業した昭和17年(1942年)の建造。

※2020年8月撮影

出入口正面が改札口。訪問したのは2020年8月24日。鉄道は休止していますがきっぷの簡易自動販売機は電気が入っている様な気がしました。駅構内に人の気配はありません。

※2020年8月撮影

待合室は広く、天井が高いです。奥のドア外はピロティーで階段を降りると彦山駅横休憩所。木製の窓枠が魅力的です。

※2020年8月撮影

1980年(昭和55年)に駅は無人化。窓口は木材で閉鎖されています。左のシャッターは店舗の跡でしょうか。それにしては新しい感じです。

※2020年8月撮影

ホームに出ます。

※2020年8月撮影

ホームから改札口。きっぷ回収箱が設置されています。

※2020年8月撮影

英彦山神宮を模した赤い柱が並んでいます。上りホーム1番線。奥は夜明駅方面。

※2020年8月撮影

こちらは小倉駅方面。下りホームには構内踏切で渡ります。

※2020年8月撮影

次回は、下りホームに行きます。

(写真・文章/住田至朗)