三田線6500形も山手線E235系も窓下から窓上へ、新型車両のトレンド

2021.01.06

福岡空港連絡線を担う、福岡市地下鉄2000系が更新し、2000N系と形式名をあらためて1月7日から走り出す。

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更新ポイントは、↑↑↑1月5日の記事でチェックしてもらうことにして、ここで気になる変更点のひとつが、車体側面上部にカラー帯を追加した点。

福岡市交通局は、車体リニューアルを強調するデザインに、と紹介している。いっぽうで、この窓上のデザイン変更はもうひとつの意図がある。

そのデザイン変更のきっかけは、ホームドアの存在。早いうちからホームドア整備をすすめてきた福岡市地下鉄は、ホームで待つ乗降客や係員らが「ひとめでわかるように」という思いを込めて、車体側面上部にカラー帯を追加したはず。

ホームドアで車両の下半分がみえなくなっても、「福岡市地下鉄のくるまでしかも更新車」ってことを、ぱっとみてすぐにわかるように。

こうした「ホームドアがあってもすぐわかる」という視認性確保の考えでデザイン処理したくるまはほかにもいろいろ。たとえば山手線のE235系もそう。

山手線E235系は、イメージカラーの緑色を、前面の周囲全体に塗っている。先代モデルのE231系は白色フェイスに運転台窓下に緑色の帯を入れている。これではホームドアから山手線の緑色がみえないってことで、窓上まで緑色をめぐらせて入れている。

側面もそう。乗降客が出入りする客ドアと、そのドア上にも緑色を入れて、ぱっとみて山手線だってことを伝えている。

この「窓下にあったパーツを窓上へ」というトレンドは、前照灯や尾灯にも。

JR東日本のE233系やE235系をはじめ、東京都交通局 三田線の新型車両6500形なども、これまで窓下にあった前照灯・尾灯を、ホームドアがあっても視認性を保つというねらいで、窓上に配置している。

三田線6500形も、E235系などと同じく、路線カラーの青を前面窓上までぐるっとめぐらせている。側面も、これまで三田線6000形・6300形の帯色は窓下に入れていたのを、この6500形は窓まわりに入れている。

浅草線の新型5500形も同じ。浅草線ピンクをドアと窓上に配し、ホームドアがあってもピンクがみえるようにしている。


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