画像:JR東日本

JR東日本は14日、那須塩原~盛岡間で運転を見合わせている東北新幹線の被災状況と今後の見通しについて、全線再開までに概ね10日前後要する見込みと発表した。

13日夜に福島県沖で発生した地震の影響により、新白河~古川間で土木構造物の損傷や電柱の損傷・傾斜など、新幹線設備への大きな被害が確認された。全線再開の時期については余震や新たな被害の発生、復旧作業の状況などにより前後する可能性もあるが、同社は一部区間の運転再開を含め、早期復旧に努めるとしている。

運転再開まで、首都圏から仙台方面に向けては常磐線で臨時列車を運転、秋田方面に向けては羽越本線で臨時列車を運転するとともに、高速バス事業者と航空会社にも協力を仰いだ。JR東日本の運転計画詳細については、別途告知される。

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JR東日本管内の在来線は、2月15日より全線区で運転再開の予定。

鉄道チャンネル編集部