2021年3月10日、JR東日本が北陸新幹線E7系への車いす用フリースペース導入を発表。JR東海は現在のバリアフリー整備状況と、車いすスペースを6隻設置したN700Sの投入についてそれぞれ発表しました。JR東日本は”バリアフリー法に基づく公共交通移動等円滑化基準の改正(2020年10月改正、2021年7月施行)を受け”車いす用フリースペースの導入を検討していたと明かしています。

最近デビューした車両で言えば東京メトロの17000系なども、床面の高さを下げて乗りやすくしたり、ベビーカー使用者に配慮してドアレールに切り欠きを入れたりしています。デビュー当日には、そうしたバリアフリーの考え方を今後(の車両に)も継承していきたいといったお話もありました。時代の流れですね。

観光列車にもまた新たな動きがありました。昨年北海道を旅立った「THE ROYAL EXPRESS」は今夏も道内を運行します。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で予定していた5回全ての運行は叶いませんでしたが、今年はどうにかコロナを押さえつけたいところ。また北海道では、観光以外にも様々な目的で使えるキハ261系5000番台「ラベンダー」編成が5月から運行を開始します。こちらも要注目ですね。