JR北海道は2021年4月14日、2022年開業を目指す札沼線の新駅名を「ロイズタウン」と発表した。JR北海道の在来線新駅開業は、2002年の函館本線・流山温泉駅以来。

当別町および製菓メーカー・ロイズコンフェクトから要望を受け、あいの里公園駅~石狩太美駅間に請願駅として設置する。1面1線の無人駅で、6両対応の乗降場、待合、スロープを備える。

新駅付近のロイズふと美工場は拡張工事中で、工場見学などの集客機能が強化される見込み。当別町は同工場や沿線市街地、温泉、道の駅などに囲まれたエリアを新しいまちの顔となる周遊空間として一体的に整備し、地域の活性化を目指す。

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ロイズタウン駅開業にあわせ、JR北海道は札沼線「石狩太美」「石狩当別」2駅から旧国名の「石狩」を除き「太美」「当別」とする。駅ナンバリングの変更はない。

また、石狩太美駅においては駅舎にスロープ等を整備するほか、1番線ホーム側にも待合・スロープを新設。段差なしにホームまで向かえるようにする。2022年春頃、ロイズタウン駅開業前に完成する予定。

鉄道チャンネル編集部
(画像:JR北海道・当別町)