2路線で茨城県民の生活を支える 地方鉄道から都市鉄道に躍進する関東鉄道 ファン向けイベントも多彩【コラム】
インディーズバンドが歌う「常総線」
短いニュースを続けます。ホキ撮影会と同じ水海道車両基地でライブ演奏会を開いたのは、インディーズバンドの「人類滅亡プロジェクト」。ものすごいバンド名ですが、関鉄にちなんだ「常総線」は、胸キュンのバラード。YouTubeにPV(プロモーションビデオ)がアップされているので、関鉄ファンの方、音楽好きの方はぜひ。
好評だった2月の「日本酒列車」に続き、きょう2021年6月26日には初めての「ワイン列車」が運行されます。八千代町のワインに、特製フレンチ弁当などをセット。感染対策も万全です。
「とばのえステーションギャラリー」
関鉄常総線で訪れてみたいのが、下妻市の騰波ノ江駅。小駅ですが、風情ある駅舎は「関東の駅百選」に認定されます。
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騰波ノ江駅には、かつて存在していた引込線跡の一部を利用した体験施設〝とばのえ支線〟があり、特定日には軌道自転車の乗車会などが開かれます。駅舎は、「とばのえステーションギャラリー」として鉄道模型ジオラマが置かれ、イベントも開かれます
グループのバス会社4社が「働きやすい職場認証」
バス関係のニュースを紹介するスペースがなくなりましたが、最後に一点。関鉄グループの関東鉄道、関鉄観光バス、関鉄パープルバス、関鉄グリーンバスの4社は、国土交通省が2020年度に創設した「働きやすい職場認証制度」に認定されました。①法令遵守、②労働時間・休日、③心身の健康、④安心・安定、⑤多様な人材の確保・育成――の5項目で、必要条件を満たしました。
文/写真:上里夏生