NTTドコモと新エネルギー・産業技術総合開発機構は、横浜市と共同で、横浜MaaS『AI運行バス』実証実験をみなとみらい21、関内エリア周辺で始める。

同実験では、スマートフォンなどで観光施設、グルメスポットやイベント情報を検索でき、そこまで行きたいときにダイレクトに移動できるオンデマンド乗合交通「AI運行バス」を、一般モニタが体験できる。

実験期間は10月5日から12月10日まで。

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この実証実験は、JR東日本主催のモビリティ変革コンソーシアムDoor to Door推進WGにおける「Suica認証による交通事業者・デマンド交通・商業施設の連携に関するMaaS実証」と連携して実施。

同実証実験では、リアルタイムで最適な車両・ルートを導き出すAI配車機能に加え、店舗・商業施設がブログ感覚で、施設情報の告知や集客のためのクーポンをリアルタイムに利用者に伝える情報配信機能を統合。MaaSプラットフォームへ進化させた「AI運行バス」を運行させる。

また、250を超える観光・グルメ・アミューズメント等の商業施設との連携により、エリア内の回遊性向上の効果を検証する。

今回は、移動手段に加え、商業施設のサービスを、MaaSプラットフォームとして統合することで、交通と商業施設の連携を促し、交通需要増大および商業施設の売上向上につなげ、移動の社会課題解決を狙う構え。