車体長18メートルが増える熊本電鉄、こんどはステンレス車

2021.07.09

静岡鉄道が1973年から1985年の12年間かけて2両編成12本、採用してきた東急車輛製造1000形。

そのグループの1979年に登場した1000形1009+1509が、熊本電鉄へと渡りはじめた。

静岡鉄道 静岡清水線 新静岡〜新清水と、熊本電鉄 菊池線 上熊本〜御代志、藤崎線 北熊本〜藤崎宮前は、ともに軌間(レール幅)1067mm、電気は架線からの直流600ボルトと共通の設備。

熊本電鉄の車両は、現役(導入順)の6000形(東京都交通局6000形)が車体長20メートル級、01形(東京メトロ01系)が16メートル級、03形(東京メトロ03系)が18メートル級。

今回の1000形が18メートル級だから、熊本電鉄は18メートル車でそろえる構えか。ボディ素材は、もと都営6000形がセミステンレス、もとメトロの01系・03系がアルミで、こんどくる1000形がステンレス。素材もバラエティに富む。

また熊本電鉄にはかつて、静岡鉄道の車両を譲受した実績がある。静岡鉄道長沼工場で自社製造した18メートル級の吊りかけ駆動電車100形2両編成で、熊本電鉄には1976年と1979年に3本6両が渡った。

熊本電鉄では500形として活躍。この500形の動力構成は2両ともに電動機を載せる2Mで、今回の1000形は1両がモータなし車の1M1T。

鋼製からステンレスへ、2Mから1M1Tへ。約20年ぶりに静岡鉄道から熊本電鉄にやってくるくるまが、また新しい走りをみせてくれる。

(鉄道チャンネル)

◆静岡鉄道1000形1009号が熊本電鉄へ、1010号がえちぜん鉄道へ_新旧車両展示イベントやグッズ販売を実施
https://tetsudo-ch.com/11212533.html


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