新幹線の新たな最西端、ホームから港が見える駅デザインの妙

2021.09.12

2021年7月に報道公開された西九州新幹線「長崎駅」

2021年現在、日本最西端の新幹線駅といえば九州新幹線の「川内駅」ですが、2022年秋頃の西九州新幹線(武雄温泉~長崎間)の開業により、その終点「長崎駅」が「日本最西端の新幹線駅」の座につきます。

トップの写真は2021年7月に報道公開された「長崎駅」の様子。2ヶ月ほど経った2021年9月4日には、駅構内のレール敷設工事が完了し、武雄温泉から長崎まで新幹線のレールがつながったというニュースもあり、来年秋の開業に向けて着々と準備が進んでいることが伺えます。JR九州長崎支社の公式Twitterアカウント「JR九州長崎支社公式ハッケン君」の「#今週の長崎駅」で、最新の工事進捗情報を追いかけている方も多いことでしょう。

長崎駅が初代長崎駅(現・浦上駅)からその名を譲り受け、長崎港の埋め立て地で開業したのは1905年のこと。2020年3月には長崎本線の高架開業にともない、駅舎そのものが西へ150メートルほど移動しました。現在の五代目駅舎は2面5線のホームを持つ高架駅ですが、ここに西九州新幹線用のホーム(2面4線)が併設され、来年秋頃から6両編成のN700S新幹線電車「かもめ」がやってくるようになります。

駅舎上屋断面イメージ図:在来線ホームと新幹線ホームの境界には極力柱などの構造物を設置せず、連続性を持たせている。(資料:長崎県・長崎市「長崎駅舎・駅前広場等デザイン基本計画」)
在来線ホームから見上げるような形で覗ける新幹線ホーム(2021年7月)

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