現行の200型(左)と1800系(右)

東武鉄道は2021年8月7日(土)より、200型りょうもうの一部を1800系カラーリング「りょうもう」として運行する。

昨年から今年にかけてデビュー30年を迎えた100系スペーシア・200型りょうもう。その活躍を記念して行われる「リバイバルカラー車両企画」の第二弾として実施する。今回の対象車両は200型の205、209編成で、塗装が完了した編成から順次営業運転に入る。

「リバイバルカラー車両企画」の第一弾はスペーシア「デビューカラーリング」。6月5日から運行を開始した。(写真:鉄道チャンネル編集部)

1800系は1969年に運行を開始した東武伊勢崎線の急行列車専用車両。200型に代わるまで、29年間にわたり両毛地域と東京を結ぶビジネス急行列車として活躍した。

鮮やかなローズレッドにホワイトのラインを2本配したカラーリング、車両の前頭部にパノラミックウインドウを用いた独特の正面スタイル、側面に取り付けた幅1500mmの広い窓など、斬新なデザインで伊勢崎線急行のイメージを一新したエポックメイキングな車両と言える。

東武鉄道によれば、今回は外観の塗装変更のみならず、座席も1800系の座席カラーに変更するという。またリバイバルカラー車両運行を記念し、運行開始日にあたる8月7日より、1800系カラーリング「りょうもう」記念乗車券を発売するほか、同日には1800系カラーリングの「りょうもう」に乗れるミステリーツアーも実施する。