京都市街を斜めに走る道

2021.07.24

京都から山陰線の電車に乗って、左車窓に京都鉄道博物館をみながら3つめの駅、二条。

江戸時代に造営され、いま世界遺産に登録されている元離宮二条城への最寄り駅へむけて、阪急京都線 大宮駅から歩いてみる。

なぜ大宮から二条へむけて歩いていくかというと、京都市街の路地としてはめずらしい、斜めに走る道をたどって行けるから。

京都市街は、碁盤の目のように通りが敷かれ、そのほとんどすべてに通りの名がついている。

ちなみに交差点名は、縦と横の通り名をつなげて名づけられる。たとえば縦の千本通りと横の三条通りが交差する点は、千本三条交差点と呼ぶ。

京都市電 千本線の跡

画像↑↑↑は国土地理院1961年。画面左上に地平時代の二条駅と、貨物ヤードが広がっている。この二条駅から碁盤の目状の整然とした路地を斜めに貫く道がある。

これが、後院通り(こういんどおり)。

この後院通りに、かつて京都市電の千本線という線路が敷かれていた。

千本三条交差点と、四条大宮交差点を斜めに結ぶ後院通りをつくった理由のひとつが、路面電車軌道敷設時の需要。

千本通り沿いでの乗客が見込めないということから、四条大宮交差点へショートカットするかたちでこの斜めの後院通りが出現。1972(昭和47)年の廃止まで、ここを路面電車が走っていた。

―――この画像をよくみると、斜めの後院通りの途中にループを描いた車庫のようなエリアがある。

これが、京都市電 壬生車庫。この壬生車庫を歩いて思わぬ物件に遭遇した件については、またこんど。

◆いま京都鉄道博物館の玄関口、斜めに走る道路の先にむかしあった貨物ヤード
https://tetsudo-ch.com/11620269.html

◆いまは別荘じゃない、ホテルで暮らす時代! 京都市街に居住型ホテル『MIMARU SUITES 京都四条』7/22オープン!
https://tetsudo-ch.com/11632581.html

◆新快速 Aシート京都12時30分発 大阪方面、土曜日は盛況
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