JR東日本は7月19日、2021年10月23日初電から翌24日終電まで、山手線内回り池袋~渋谷~大崎間の全列車を運休すると発表した。内回りの大崎~東京~池袋間では本数を大幅に減らして運転し、外回り列車も本数を減らす。

2日間の運転計画図(画像:JR東日本)

渋谷駅では2021年10月22日終電後~10月25日初電までの約52時間にわたり、山手線内回りホーム拡幅のための線路切換工事を実施する。今回の運休は本工事にともなうもので、各改札口は工事期間中も通常通り利用できる。

※悪天候などで実施できない場合は2021年11月19日~22日に工事を延期。
※渋谷駅南改札(1階)と中央改札(3階)は工事の進捗にともない現在の位置より東側に移設。中央東改札は中央改札と統合する。

今回の運休にあわせ、京浜東北・根岸線では快速運転を中止し、埼京線・りんかい線では新木場~大崎~赤羽間を増発。相鉄線直通列車は新宿~池袋間を延長して運転。また、品川~新宿間では山手貨物線の線路を使用し、品川・恵比寿・渋谷・新宿に停車する臨時列車を運転する。

2日間の各路線運転計画(画像:JR東日本)
振替輸送も実施する。利用の際は運休区間のきっぷ・定期券・回数券等が必要(画像:JR東日本)

JR東日本は今回の渋谷駅線路切換工事に伴う専用電話相談窓口および専用ウェブサイトを開設し、列車の運休や列車時刻に関する問い合わせに対応するという。

鉄道チャンネル編集部