新幹線への乗車前にラーメンを一杯!

JR東京駅の東海道新幹線高架下にある、改札外の商業施設・東京駅一番街に、期間限定のラーメン店「ご当地ラーメンチャレンジby東京ラーメンストリート」がオープンした。運営は、JR東海グループの東京ステーション開発。2009年に開業した一番街のラーメン店・東京ラーメンストリートの一店舗を約100日ごとに入れ替えて、話題づくりに努める。

東京ラーメンストリートは、「東京で真っ先に食べたいお店」がコンセプトで、従来は東京のラーメン店がテナントの中心だった。話題づくりに向けて企画した、ご当地ラーメンチャレンジは、地方のラーメン店に期間限定で出店してもらい、新しいファン開拓を目指す。コロナで遠出が難しい中、東京駅で地方の味覚に親しんでもらう狙いもある。

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ご当地チャレンジのオープニングを飾るのは、横浜市戸塚区の「支那そばや」。〝ラーメンの鬼〟と呼ばれた故佐野実さんが精魂込めたラーメンは、小麦は北海道産、醤油だれは和歌山県産の天然醸造品をブレンドするなど、味にこだわり抜いた。

支那そばやの一番人気「醤油らぁ麺」

ご当地チャレンジは2023年8月31日までで、支那そばやの後、第7弾まで出店。第2弾は熊本のラーメン店を予定する。東京ラーメンストリートのイベントは、今回が初めて。

文:上里夏生
(画像:東京ステーション開発)