半世紀前に消えた京都市電、アスファルトから浮き出るループ状の線路

2021.07.26

京都市街のなかで珍しい、斜めに走る道路、後院通り。

かつて京都市電千本線の線路が敷かれていたこの後院通りと壬生川通りが交差する信号が「壬生車庫前」。

その名のとおり、この壬生車庫前交差点の西側に、京都市交通局 市バスみぶ操車場がある。

ここには1972(昭和47)年まで、京都市電の電車が集結する壬生車庫があった。

壬生車庫の敷地は、現在の、中京警察署・壬生坊城第2団地・京都市交通局 市バスみぶ操車場を含む広大なエリア。

市電時代の壬生車庫は、後院通り側にループを描く軌道、その奥(現在の団地側)に塗装工場や修理ピット、巨大トラバーサーなどが配置されていた。

そんな市電壬生車庫時代の名残が、いまもかすかにある

市バスみぶ操車場を歩道からみると、アスファルトからわずかにレールが露出している部分がある。

これが、市電壬生車庫時代のループ状線路の跡。

よくみると、ループ状のカーブを描いた線路が2本、アスファルトから浮き出てるようにみえる。

―――廃止から半世紀、いまも京都市電 壬生車庫の線路が、このアスファルトの下に埋まっている。足元ばかり気を取られて歩いていると、こんどは頭上に市電時代の電柱もみつかったりするから、後院通りはゆっくり時間をかけて歩いてみて。

◆京都市街を斜めに走る道
https://tetsudo-ch.com/11620301.html

◆いま京都鉄道博物館の玄関口、斜めに走る道路の先にむかしあった貨物ヤード
https://tetsudo-ch.com/11620269.html

◆『MIMARU SUITES 京都四条』で京都人になりきって過ごす時間、最新キッチンと老舗道具店の器で未体験ごはん
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