真岡鐵道の動態保存 タンク式蒸気機関車 C12形66号機が、大宮総合車両センター(大宮工場)での2か月間の定期検査を経て出場。

高崎車両センター(高タカ)所属 ディーゼル機関車 DE10形1604号機に引かれ、真岡鐵道 真岡線とJR水戸線が接続する下館駅まで運ばれた。

C12 66は下館から、真岡鐵道ディーゼル機関車 DE10形1535号機に引かれて機関庫へ。8月7日からの「SLもおか」営業運転に復帰する。

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「SLもおか」けん引機 C12 66 は、1933年に日立製作所 笠戸工場でつくられた国鉄の蒸気機関車。

まず鹿児島機関庫を拠点とし指宿線などの線路を走り、東北へ。

小牛田運転区・宮古機関区・釜石機関区・弘前機関区・上諏訪機関区・会津若松機関区と拠点を転々とし、1972年に廃車。40年間で走った距離は172万km。

廃車後は、福島県川俣町で静態保存。20年間の沈黙を経て1993年に動態復活し、1994年から真岡鐵道 真岡線「SLもおか」を担っている。

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(写真提供:真岡鐵道)