東急のSDGsトレイン「美しい時代へ号」外観

阪急阪神ホールディングスと東急グループが運行する特別企画列車「SDGsトレイン」の期間延長が決まった。2021年9月8日から2022年9月上旬までの1年間は、「SDGsトレイン2021」として運行する。

「SDGsトレイン」はSDGsの認知向上などを目的として東西で連携して運行するラッピング列車。阪急電鉄・阪神電鉄はラッピングを同じくした『未来のゆめ・まち号』を、東急電鉄は同社のスローガンを名前に含めた『美しい時代へ号』をそれぞれ走らせている。

各社最新の省エネ車両を使用しており、 走行にかかる電力は全て(実質的に100%)再生可能エネルギーで賄う。削減した二酸化炭素の排出量は排出量は約2,800トンで、これは25メートルプール約2,600個分に相当する。

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SDGsの認知度向上にも貢献しており、沿線の利用者からは「この電車がSDGsを知るきっかけになった」といった声が届いているという。

<『未来のゆめ・まち号』運行区間>
阪急電鉄 神戸線・宝塚線・京都線および相互直通区間
阪神電鉄 本線・阪神なんば線および相互直通区間

<『美しい時代へ号』運行区間>
東急電鉄 東横線・田園都市線・世田谷線および相互直通区間

鉄道チャンネル編集部

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