【木造駅舎カタログ】山陰本線14/114 折居駅
※2020年8月撮影
トップ画像は、山陰本線折居駅。前回折居駅は「最高のロケーションにある駅」と書きました。理由は駅舎のカラーリングが個人的にどうにも好きになれないのです。ネットで見た塗り替えられる前の地味な木造駅舎の方が千倍くらい魅力的でした。
折居駅は、1924年(大正13年)開業。1939年(昭和14年)から1962年(昭和37年)貨物取扱。2019年(令和元年)駅舎外壁が現在のカラーリングに塗装されました。
この2019年の外壁塗り替えで現在の「玩具の様な」駅舎になっています。
※2020年8月撮影
全く個人的な意見ですが、せっかくの美しい青い屋根瓦が台無しになっていると感じます。
駅出入口。ここにも「JR鬼瓦」がありました。3駅目です。これはすごく嬉しいのですが、窓に貼ってあるポスターも駅舎のペイント同様に「幼稚=かわいい」という安易な発想が感じられて好きになれません。
※個人的な感想です
※2020年8月撮影
駅前の眺めです。ホームにあった名所案内に「折居海水浴場 駅前」と書かれていて思わずクスリとさせられました。駅前には海以外「何もない」のです。
※2020年8月撮影
駅前の海には、山陰本線の車窓から見えた鞍島が浮かんでいます。黄色い矢印は海に突き出した金比羅宮という神社。駅からは歩いて500mくらいでしょうか。行ってみればよかった!
※2020年8月撮影
駅の西側にギャラリー・カフェがあります。朝なのでやっていない様でした。
※2020年8月撮影
実は折居駅にはトイレがありません。この日の最高気温は37℃。メチャ暑いので熱中症にならないように水分を過剰摂取していることもあってトイレに行きたくなりました・・・まさか立ち○便するワケにもいかないですから、これは辛かったです。
カフェまで行きましたがまだ誰も来ていない様でした・・・。折居駅に到着したのが8時48分。次の上り列車は9時38分・・・。素晴らしい眺望なので駅に長時間いるのは全くOKですが、トイレは必要でした。
ペインティングを別にすればコンパクトで端正な木造駅舎です。
※2020年8月撮影
目の前は日本海ですが周囲は山です。
※2020年8月撮影
駅前通りを行けば海に突き出した金比羅神宮に行けます。
※2020年8月撮影
通りからホームが見えます。手前には引き込み線。
※2020年8月撮影
柵の横から駅舎と海。プランターに花を咲かせている方がいます。水やりがタイヘンでしょうね。
※2020年8月撮影
※鉄道の撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいています。撮影は何よりも安全が最優先。あくまでも業務・利用の邪魔にならないように、そしていつも感謝の気持ちを持って撮影しています。
(写真・文章/住田至朗)