阪急神戸線 武庫之荘―西宮北口 新駅設置計画が前進、武庫川橋梁上に2面ホーム

2021.09.04

兵庫県・尼崎市・西宮市・阪急電鉄は、阪急神戸線 武庫之荘駅(尼崎市)と西宮北口駅(西宮市)の間に新駅を設置する計画のイメージを公表。昭和初期から検討されてきた計画が前進した。

新駅設置位置は、武庫之荘~西宮北口の間にある、武庫川橋梁上付近。武庫之荘駅から約1.6km、西宮北口駅から約1.7km。

ホームは複線線路の間に2面を置き、改札口は武庫川の両岸に1か所ずつ、合計2か所つくるイメージ。可動式ホーム柵、各種ホーム保安設備、エレベーター、エスカレーターなど移動円滑化設備も設置する。

また今後検討が必要な課題・調整事項について、次のように掲げた。

・河川上への鉄道施設(ホーム等)設置および工程等に関する河川協議の深度化

・既設鉄道橋脚等の耐震補強の必要性

・周辺整備と繋がる駅施設(改札やコンコース内通路などの利用者動線等)の規模や配置

駅周辺の道路改良や新設、自転車駐輪場なども

さらに周辺整備については、西宮市側と尼崎市側の双方で次のように検討していく。

◆西宮市側

西宮市側の周辺整備については、駅設置予定周辺が閑静な住宅地であることを考慮し、歩行者と自転車を優先したアクセスを想定しているため、まず駅開業に最低限必要となるアクセス歩道及び自転車駐車場の整備を行う。

また、今後、連続立体交差事業及び周辺の都市計画道路整備事業等の各事業の進捗状況を見ながら、駅前広場や駅アクセス道路等の新駅周辺まちづくりに資する環境整備について、検討を進めていく。

◆尼崎市側

新駅の利用は自転車と歩行者を中心としたアクセスを基本とし、誰もが利用しやすい快適な歩行空間などの基盤整備や改修とともに、安全対策等のソフト的な整備手法についても関係機関と協議を進めていく。

また、阪急電鉄高架下用地は、新駅の利便性確保に寄与する貴重な駅前空間となるものである。その活用方法については、周辺地域の住環境への影響を勘案しながら地域の意向もふまえ慎重に検討していく。

自転車駐車場については、その需要等に見合った整備手法と事業主体を整理しつつ検討を進める。

四者は、「新たな鉄道駅の設置は、これまでの検討結果により人口や税収のみならず、周辺地域の課題解決に向けて有効であることがわかってきた」と報告。

「両市が抱える様々な政策課題に加え、新型コロナウイルス感染症拡大防止にかかる喫緊の対応等により、各事業主体の財政状況が更に厳しくなっている中において、本事業の実施には相応の費用負担と期間が見込まれることから、堅実な事業進捗を図るためには国庫補助事業採択を前提とした調整を着実に進めていく事が不可欠である」

「今後、四者は、社会情勢の変化や各事業主体の財政状況等も一層勘案しながら、検討会で調査研究を継続するとともに、本事業の具体化に向け、相互に連携しながら、現地測量等の調査により課題把握と事業手法の検討を進めつつ、周辺地域住民や関係機関等と協議調整に取り組んでいくものとする」

画像:兵庫県・尼崎市・西宮市・阪急電鉄
記事:鉄道チャンネル(https://tetsudo-ch.com/


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