鹿児島本線の新駅名称が決定、千早~箱崎間に2027年開業

JR九州は25日、鹿児島本線千早駅〜箱崎駅間に設置予定の新駅名称について、「JR貝塚(じぇいあーるかいづか)」に決定したと発表しました。
新駅名はなぜ「JR貝塚」に?
今回決定した「JR貝塚」駅は、既存の千早駅から約2.3km、箱崎駅から約1.7kmの位置に設置されます。駅名の決定にあたり、JR九州は2025年春に一般公募を実施。上位3案は以下の通りとなりました。
1位:貝塚(946件)
2位:JR貝塚(722件)
3位:新貝塚(708件)
決定理由について、同社は「上位3案がいずれも『貝塚』を含んだ応募であり、ご利用のお客さまに分かりやすく親しみやすい駅名として決定した」としています。
今回の駅名公募には、合計で10,551件もの応募が寄せられました。応募者の約86%が福岡県内からとなっており、地元住民の関心の高さがうかがえます。地名に基づいた案のほか、周辺の再開発(九州大学箱崎キャンパス跡地)を意識した案、「スマートシティ」や「未来」といったワードも一定数応募されており、新しいまちづくりに対する期待が表れていたようです。
【参考】
鹿児島本線「千早~箱崎間」に2027年新駅開業 JR九州が駅名を募集(※2025年4月掲載)
https://tetsudo-ch.com/13000536.html
開業はいつ?どんな駅になる?
開業時期は2027年を予定しています。
公開されたイメージパースでは、開放的なガラス張りの通路や、植栽が施された明るい雰囲気の駅舎が描かれており、周辺のまちづくりと調和したデザインが期待されます。

(画像:JR九州)
鉄道チャンネル編集部
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